Saturday Morning/Sonny Criss(Xanadu 105)
今まさに土曜日の朝、サタディモーニングである。
このLPも学生時代に新潟のジャズフラッシュでイヤというほど聴かせていただいたアルバムだ。フラッシュのマスターはCRISSといえば、Barry Harrisと組んだこれとケリーが変名で参加した"At The Crossroad"でした。
クリスの後期のアルバムではMuseの"Out of Nowhere"や"Crisscraft"といったDolo Cokerと組んだものもよくターンテーブルに載っていましたが、やはりこのアルバムでのハリスのピアノのびんびんとした音色が耳について離れません。
"Angel Eyes"と"Tin Tin Deo"がfavoriteですが、やや細めながら哀愁を帯びたクリスのアルトを堪能できます。
このアルバムは日本盤は上半分がゴールドのカバーだったと記憶しています。うちのは輸入盤でB&Wのモノクロカバーです。確かフラッシュもこのカバーだったような・・・。自分のなかではやはりカバーでの物悲しい後の自殺を予感するようなクリスの横顔が忘れられません。
一度生で聴いてみたかったアルト奏者です。