ミリタリーウェアは基本的に自国の兵士を守るためにお国がしっかりと税金を投入し作成しているためか、オリジナルものの品質が総じて良いものが多い。レプリカものは、オリジナルのスペックに従って社外で作る訳だから忠実度が上がれば上がるほど値段に反映されるのでしょうね。典型がリアルマッコイだし、バズリクソンでも相当に高価です。M65に始まり、いろいろモデルを試してみましたがアメリカ人のサイズってのは本当にでかいんだなってつくづく思います。今回、N1デッキジャケットを試しに購入してみました。N1デッキジャケットは第二次大戦末期からアメリカ海軍の艦上防寒着として使われていたもので、アルパカ(南米のラクダ科の動物)の毛を織ったインナーと袖口内側のニットリブが特徴です。今回ゲットしたのは新品なんだけど、中古加工がされていて、女房からは「ボロ」と言われ、いつものように顰蹙をかっています。サイズは36です。タイトに着ないと暖かさが発揮できないなんてこともきいていたので36にしてみました。見頃は良いですが、袖がやや短めな感じです。ディテールも多分(いや、絶対に)アルパカじゃなくって化繊のインナーになっているのですが、結構肌触りがよくって税込み1諭吉なら、多分新品では最安値のN1、いやN1モドキだと思います。まあ、屋外作業に使うには最高の一枚です。キャンプにももってこいかも・・・。ミリタリーウェアは装飾はなくシンプルな仕上がりですが機能が追求されていて、ついつい琴線が刺激されてしまいますね!