67camper's Blog

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札幌、よかったヨ!

2015-10-18 04:18:29 | Weblog

 南国・高知はまだまだ半袖・短パンで生活できる辺境の地です。そして北海道は海外並みの遠隔地です。自分は高校卒業後、釧路空港から道東を周遊したことがありましたがポピュラーな道南は今回が初めてです。札幌出張にかこつけて観光させていただきました。おりからの寒波の襲来で札幌の周囲の峠では積雪です。千歳からJR経由で札幌入りです。天気は最高です!やや肌寒くて 日中は10度ぐらいでしょうか?ツイードのジャケットでちょうどです。それにしても東シナ海のむこうの大国からのツーリストが多いです。30年ぐらい前にアメリカやヨーロッパで見られた日本人ツアーもこんな感じで見られていたんだろうねぇ・・・?

 定番の北海道庁旧本庁舎です。立派な建物ですねぇ。高知県庁なんかとは全く違います。赤レンガが美しく、広い大地をこれから開こうとする明治の開拓使の思いがひしひしと伝わり感慨深いですね。西日が強くて逆光気味で空が綺麗に写りません。できれば午前中に訪れ撮影したいものです。

 そして札幌の象徴、がっかり名所として有名な札幌時計台です。高知では「はりまや橋」という超がっかり名所がありますが、これに比べりゃいやいやどうして時計台は立派です。きちんと整備して中を資料館にして多くの観光客を集めています。札幌のシンボルにふさわしいと思います・中は札幌農学校や時計台の変遷などを伝える資料館になっています。クラーク博士や新渡戸稲造の書簡など見られます。余談ですが中で安芸の野良時計が紹介されてました。画像は資料館を覗いて外に出た時、3時の時報がなって振り向き慌ててカメラを構えて撮影したものです。こうやって青空に映える時計台、美しいです。

 時計台から北西方向に札幌駅を越えていくと北大キャンパスです。さすが北の雄、旧帝大の貫禄を感じないではいられません。自分のような地方国立大学では到底及ばない大迫力のキャンパスでした。まずは正門です。駅からの近さは圧巻です。こんな大きな駅の近くにこんな巨大なキャンパスがあるっていうのは北海道の広大さと北大の歴史の賜物ですよね。卒業生、ここで勉強している学生さん、うらやましいです!

 キャンパス内は芝生が敷き詰められ緑が多く、と言ってもかなり紅葉していますが、まるでアメリカ東部のアイビーリーグのキャンパスを思わせます。この幹が白っぽいのは白樺ですかねぇ?農学部は古い舎屋をそのまま大事に使っていて周囲の緑とのコントラストがとても美しいです。もう1−2ヶ月もすれば雪に覆われ、また独特の景観になるのでしょうね。紅葉の季節に訪れるチャンスができ満足です。

 

 有名なクラーク像ですが、ちょっと離れた羊ヶ丘展望台の手を広げたクラーク像の方が有名かもしれませんね。ポプラの木というのは、多分四国などでは見ることもない樹木です。このポプラ並木は本来はもっと長くあったようですが、何時ぞやの台風で倒れてしまったとか・・・。名残が少し残されています。とにかく、大都市でありながら広々とした大地を開墾して生まれた都市は本土の市街とは全く違った趣ですね。高知から見れば異国です。幸い天気に恵まれ、有意義な札幌滞在でした。