All Mornin' Long/Red Garland
(Prestige7130 jp.reissue)
(Prestige7130 jp.reissue)
3大レーベルのプレステッジと言うのは、本当にいろんなタイプのジャズをリリ^スしていますよね。ハードバップの名盤から、後期のコテコテソウルアルバムまで本当に多彩です。ブルーノートやリバーサイドと違い、ハードバップ期のリーダーを定めていないようなブローイングセッションが結構ありますよね。All「・・・」Longの3枚はこういったセッションの中でも特に知られたアルバム群ではないでしょうか?3枚とは言わずと知れた”All Day Long", "All Morning Long", "All NIght Long"の3枚ですよね。本日は、コルトレーンの参加が話題になる"All Morning Long"をアップしてみます。
少し脱線しますが、ところでAll Morning Longってどういう意味よ???他は「一日中」とか「夜通し」って意味でしょうけどAll Morning Longっていまいち良くわかりません。こんな事を考えているのは自分だけかも知れませんが・・・
3枚のいずれも出来が良いですが、前述のようにこのアルバムではジョン・コルトレーンの参加がポイントだと思います。逞しいサウンドで圧倒的なソロはやっぱり抜きん出ています。将来の大器の片鱗は既に感じられるところです。とくにA面全部を占めるタイトル曲"All Mornin' Long"はコルトレーンもさることながら、Donald Byrd(tp), Red Garland(p)のプレイも聴き逃せませんね。後のメンバーはベースにGeorge Joyner, ドラムスにArt Tayorという五重奏団です。ジョイナーの”アルプス一万尺”を交えたソロもユーモラスでいいですね。B面の"They Can't Take Away From Me"と"Our Delight"もいい演奏ですが、やはりA面タイトル曲のものですね。
所有盤はビクターが以前にリリースしたもので、リーダー、ガーランドの顔を大きく捉えた2nd coverが使われております。ちなみに1st coverは川にかかる鉄橋の風景写真が使われたものですよね。とにかくA面一曲で買う価値ありの一枚だと思います。
自分も3部作所有してますが、どれもA面は長尺ブルースで占められてますね。特に本作はコルトレーンも良いですがガーランドのブルースプレイ圧巻です!camperさん仰るようにこの3部作B面不要でしょうか(笑)All NightのB面は好きですが。
それにしてもAll Mornin Longの意味は?ですね。自分は単純に夜と日だから次は朝か・・といったラフな感じでタイトルつけたのかと思ってましたが(笑)
このガーランドのブルースフィーリングはスゴイですね。
バード,ジョイナーもなかなかの好演ですよね。
こういう一発セッションはやっぱりブルースですね。
RVGの刻印も入っていて納得の音でしたが何故かピーというノイズが入ってます。曲と曲との間の無音部分で目立ちます。
B.エバンスの「ポートレイト…」でもピー音が入っていて録音時のトラブルという事のようですが、ガーランドの場合はどうなんでしょう?OJCでは聴こえなかったと思いますが。
自分の盤は国内盤です。
最近聴いてないですがピー音は認識していませんでした。
OJCは所有しておらず不明です。答えになってないですね。