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67camper's Blog

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1947.4.5カーネギーホールにおける名手達の競演

2009-01-06 00:05:23 | jazz & vocal
Carnegie Hall Concert/Charlie Ventura
(Verve MGV-8132)


 VERVEレコードというのは本当に底なしでいろんな音源があり、あまり紹介されていないジャムセッションものなども多数存在しますよね。レーベル全体ではグランツの意向による名手、人気のアーチストの競演は一つのテーマだし、ボーカル物にもいいものが多いし、大甘のダンスバンドやストリングスを配したものもあったりで極めて多彩です。フリージャズ時代になってもその筋の演奏は皆無である点も自分にはうれしいレーベルです。まあ、再発が多くコレクター泣かせである事は否めないですが・・・。本日は47年、音楽の殿堂57丁目のカーネギーホールで行われたチャーリー・ベンチュラ・セクステットを中心としたジャムセッションをアップいたします。

 メンバーはCharlie Ventura(ts), Bill Harris(tb), Rarlph Burns(p), Bill De Arango(g), Curley Russell(b), Dave Tough(ds)が軸です。それに何人かの名手が加わる格好でCharlie Shavers(tp), Hank Jones, Mary Lou Williams(p), Margie Hyams(vib), Sid Catlett(ds)が参加しています。A面ではオープニングの"Characteristically B.H."はさておき、2曲目のShaversのドラマティックな"Summertime"が最高です。Aラスの"Sid Flips His Lid"のカトレットのドラムがあおりますね~。ここでもクォテーション連発のShaversが楽しいソロを展開します。B面ではアレンジで有名になるバーンズのピアノがfeatureされる"Ralph Burns Up", リーダー、ヴェンチュラのショーケース"Ghost of A Chance", メリールーのピアノがいい"Just You, Just Me"と聴き所が多いですね。

 所有盤はトランぺッターのVERVE、モノラル盤です。こういう中間派の遊び心満載のジャムもいいものですね。


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