67camper's Blog

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エバンスの歌伴代表作の一枚だ!

2013-03-26 22:49:11 | jazz & vocal

The Tony Bennett・Bill Evans Album/Tony Bennett Bill Evans
(Fantasy VIJ-4012, jp.reissue)

 ビル・エバンスといえばインタープレイを主体としたトリオアルバムをいの一番に思い浮かべるモノですが、歌伴に回った時の独特のサポートも捨て難い魅力です。最も有名なのはスウェーデンの歌姫,モニカ・ゼタールンドとの共演でしょうが,このトニー・ベネットとデュオアルバムもインタープレイ的な伴奏が健在で代表作に挙げられる一枚ではないでしょうか?

 ご存知のようにデュオアルバムですので、Tony Bennett(vo), Bill Evans(p)の2人のみです。甘いベネットの声とちょっと硬質でリリシズム溢れるピアノとのコラボレーションはさすがとしか言いようがない。収録曲もスタンダードが多く聴きやすいですし,A面ラストの"Will You Still Be Mine"からB面の得意曲である“My Foolish Heart", "Waltz For Debby”と流れるくだりは納得のパフォーマンスであろうと思われます。CDで聴いてりゃこの3曲は連続で聴けるのも良いですね。ジャケ写は全くいかさないため、中古屋のバーゲン箱では良く見かける一枚だろうと思います。

 75年,バークリーのファンタジースタジオでの録音です。トニー好きにもエバンスファンにとっても注目の一枚何だろうと思います。



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2 コメント

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Unknown (bassclef)
2013-03-27 20:42:18
これはもう大好きなアルバムです! ビル・エヴァンスをなんでもかんでも集めている時に買ったと思うのですが、それまではあまりいいとは感じていなかった「歌」というものに初めて何か・・・真にエモーショナルなものを感じて、トニー・ベネットを好きになりました。ベネットのうんと抑えた感じで語るような唄い口・・・これに、エヴァンスのピシッとしたピアノが絡み合い・・・うん、いいブレンド具合じゃないか(笑) 素晴らしい音楽です!
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ラルフかビルか? (67camper)
2013-03-28 03:49:02
bassclefさん,コメントありがとうございます。
トニーとピアノと言えば,いの一番にあがるのがラルフ・シャロンでしょう。いわゆる主従の関係だと思うのですが,エバンスとなると主主関係,個性のぶつかり合いが聴き所になるんだと思います。スリリングな瞬間を味わえるのはトニー/ビルのコラボだと思います。
それにしてももう少しジャケが何とかならなかったのか・・・?と思いますね。
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