Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

感涙!です……ついに行って来ました“達磨”へ

2009-04-12 08:12:18 | 蕎麦道中
それは思いがけない出来事でもありました、と言うのも生来出不精なせいもあり未だに広島の地理に疎く退屈な時間を持て余しているのを見かねた知友夫妻が、近郊の「ウッドワン美術館」へのドライブに誘ってくれたことが始まりでした。春の蔵出しベストコレクション展で岸田劉生「毛糸肩掛せる麗子肖像」、ルノワール「婦人習作」「花かごを持つ女」、ファン・ゴッホ「農婦」の鑑賞であり、どうしてこんな田舎にこれらの名作があるのか不思議でもありました。
折角遠出したのだから日本一の蕎麦打ち名人のところで昼食を、と言われたときには驚きました。なんと憧れの“蕎麦大好き人間の憧れのメッカ”の「達磨」へ行ってきたのですよぉ~。
“達磨”の高橋邦弘氏は、1944年新潟生まれ。1972年「一茶庵」で知られる蕎麦打ち名人の片倉康雄氏の蕎麦教室を受講したことがきっかけで蕎麦打ちの道を志す。1975年東京・南長崎に蕎麦屋「翁」を開く。自家製粉を求めて転居、2001年山梨「翁」を弟子に譲り、広島・豊平に移り「達磨」で蕎麦打ちに専念。
我が家から車で約2時間の山奥である。看板はないのでたどり着くまでが不安ですがのぉ~んびりした風情の良い環境に位置しております。品書きはなく“もりそば”のみ。2枚いただきました。
ところで『肝心の味はどうだったのかい』と聴いてくださるな、憧れの蕎麦をいただいたのですから暫く余韻を楽しみたいのです。
たかが蕎麦、されど蕎麦、です。