Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

春の京都で、“日本”を見た

2009-04-13 06:42:31 | ゆるゆる旅日記
京都は春の学会に出掛けて来ました。今回は「出張扱い」、と言うことでしたが折角の京都探訪ですので感動を得たいものと大津まで足を伸ばしました。
平安神宮~金戒光明寺~真如堂~比叡山~近江神宮~三井寺、と桜咲き乱れる観光シーズンのなか穴場を廻ったことがよかったようです。
翌日は学会会場に赴き、早々に(?)清水寺から南禅寺に向かい「順正」で湯豆腐。
 法然に少しばかり関心があることから、浄土宗七大本山の一つである「くろ谷 金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)」は桜いっそう色濃く見えました。
くろ谷の地は、法然上人四十三歳の承安5(1175)年、比叡山の修業を終えてこの地で念仏をされた時紫雲全山にたなびき、光明があたりを照らしたことから浄土宗最初の念仏道場を開かれた場所である。今回もウ~ムと感心して参拝。
 比叡山を車がどんどん登って行くと気温の違いがわかります。桜はまだ蕾でした。
比叡山延暦寺は、今から凡そ1200年前に伝教大師最澄上人が都の東北である鬼門を護り、万人豊楽を祈って根本中堂に不滅の法灯を掲げ、以来幾万の高徳名僧が三塔(東塔、西塔、横川)十六谷の三千の堂舎に籠って修行を重ねてこられた霊山であるとされる。
就中、法然上人、親鸞上人、栄西禅師、道元禅師、日蓮上人、真盛上人、智証大師、良忍上人等の各宗派を開いた宗教的偉人が続々輩出された我が国仏教の根本の道場とされる。
日本仏教の“メッカ”なのですな。
ウ~ム、日本人は一度は根本中堂を参拝されたし、と思いました。
一日かけて全山を探索する機会を持ちたいものです。悟りは開けないにしても、日本人とは何だろうくらいは感じることが出来るであろう、と。