Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

マイルドパンデミックになりましょうか

2009-05-08 06:42:09 | のんびり歩いて
「それ」は正しく天から降って沸いたような出来事でした。
今迄、G.S.の長期休暇は他人事であり生涯縁のないものだと思っていたのです。
ところが、今年は有給休暇を(前倒し)含み人並みの休暇を手に入れることができました。
自分にご褒美を貰うことも初めてです。
手許には、ニューヨーク行きのANA搭乗券を始めアメリカ旅行の用意万端、英会話ハンドブックも読み返し、旅行鞄に荷物を詰めようかと緊張が高まる、そうです!、その時です!、メディアが一斉にメキシコに端を発した“豚インフルエンザ”から変異した新型インフルエンザの感染の拡大を報じ始めたのです。パンデミックにもならんかとの勢いで、出入国は大混乱の様子。
諦めました!、のんびり休暇をとって凋落の陰りあるとは言うものの世界の中心の文化に触れてみたいなどとは未だ年齢相応非ずということでしょうか。マァ、キャンセル料は高い保険料だったのかも知れません。しかし身体のアチコチにホコロビが目立ちはじめたことですし、足腰の動けるであろう70歳までにはもう少し見聞を拡げておきたいものです。
 新型インフルエンザの警戒水準(フェーズ)を最高度の「6」に引き上げても、現状の世界政治・経済情勢から考えると国境閉鎖や渡航制限などの方策をとらない“マイルドパンデミック”なるのではなかろうか。
いずれにしても日本の対応は行政を始めとして大凡心もとない。大変な資金と人数を必要とされる。末端の医療機関や医療従事者を責めるわけにはいかないのだ、思う。