どうにか朝夕は秋の冷気を感じられるようになりました
第25回日本更年期医学会学術総会が今年は鹿児島で開催 広島から飛行機でちょうど一時間と言う近距離でもあることから出掛けましょうと 実は更年期医学会認定医でもあることから“単位”の獲得でもありましたでしょうか
しかしその実は 若年の頃からどうしても行ってみたい 実際に眼で確かめてみたい「知覧」を訪れることが目的でもありました
昭和19年秋 太平洋戦争で圧倒的劣勢を強いられていた日本軍は 戦闘機に250キロの爆弾を搭載して敵艦に体当たりをする特別攻撃隊を編成 本来なら未来を担うべき若者たちの尊い命が多数失われていった
そうなのです 昭和19年は 私が生まれた年に である
城山観光ホテルが今回の学会の会場 お目当てのランチョンセミナーに参加して その後はいそいそと「知覧」へ向かいました ホテルでチャーターしてもらった観光タクシーの運転手のおとっつあんがなかなかの芸人で巧みなガイドで道々感動させてくれるのにはまいりましたが 想い出にはなりましたなぁ
知覧特攻平和会館と 知覧島津の旧い武家屋敷と 知覧茶の畑のひっそりとした知覧の街に入ると 特攻おばさん鳥濱トメさんの富屋食堂が在りました 当時のものとは異なっているとは言えリアルティに愕然とする そうなのでした本当に有ったのです
染井吉野の桜並木と1,036柱の献灯の燈篭が並ぶ路を歩くと この地を訪ねて落涙したと言う当時の内閣総理大臣小泉純一郎の筆による石碑があった 彼は何に感涙したのであろうか
書物による伝聞しかなかった知識が映像で飛び込んでくるのは刺激的である。
映画では 高倉健と降旗康男監督 木村大作カメラの【ホタル】 そして脚本と製作総指揮が石原慎太郎 監督新条卓の【俺は、君のためにこそ死ににいく】鳥濱トメ役には石原氏の強烈なラブコールを受けた 女優・岸恵子が扮している。実はどちらも観ておりませんでした どうにか入手しなくては。
「特攻隊は日本の勝利のために凛々しく決然と命を捨てました それでこういうことが二度とあってはいけないのです」と言う鳥濱トメさんのとってつけたような二段論法は今こそ 不自然な飛躍のない説得力があるのではあるまいか。
帰るなき 機をあやつりて
征きしはや 開聞よ 母よ
さらばさらばと ~ 鶴田正義
さぁ 知覧茶をお土産にホテルに戻りましょうか
第25回日本更年期医学会学術総会が今年は鹿児島で開催 広島から飛行機でちょうど一時間と言う近距離でもあることから出掛けましょうと 実は更年期医学会認定医でもあることから“単位”の獲得でもありましたでしょうか
しかしその実は 若年の頃からどうしても行ってみたい 実際に眼で確かめてみたい「知覧」を訪れることが目的でもありました
昭和19年秋 太平洋戦争で圧倒的劣勢を強いられていた日本軍は 戦闘機に250キロの爆弾を搭載して敵艦に体当たりをする特別攻撃隊を編成 本来なら未来を担うべき若者たちの尊い命が多数失われていった
そうなのです 昭和19年は 私が生まれた年に である
城山観光ホテルが今回の学会の会場 お目当てのランチョンセミナーに参加して その後はいそいそと「知覧」へ向かいました ホテルでチャーターしてもらった観光タクシーの運転手のおとっつあんがなかなかの芸人で巧みなガイドで道々感動させてくれるのにはまいりましたが 想い出にはなりましたなぁ
知覧特攻平和会館と 知覧島津の旧い武家屋敷と 知覧茶の畑のひっそりとした知覧の街に入ると 特攻おばさん鳥濱トメさんの富屋食堂が在りました 当時のものとは異なっているとは言えリアルティに愕然とする そうなのでした本当に有ったのです
染井吉野の桜並木と1,036柱の献灯の燈篭が並ぶ路を歩くと この地を訪ねて落涙したと言う当時の内閣総理大臣小泉純一郎の筆による石碑があった 彼は何に感涙したのであろうか
書物による伝聞しかなかった知識が映像で飛び込んでくるのは刺激的である。
映画では 高倉健と降旗康男監督 木村大作カメラの【ホタル】 そして脚本と製作総指揮が石原慎太郎 監督新条卓の【俺は、君のためにこそ死ににいく】鳥濱トメ役には石原氏の強烈なラブコールを受けた 女優・岸恵子が扮している。実はどちらも観ておりませんでした どうにか入手しなくては。
「特攻隊は日本の勝利のために凛々しく決然と命を捨てました それでこういうことが二度とあってはいけないのです」と言う鳥濱トメさんのとってつけたような二段論法は今こそ 不自然な飛躍のない説得力があるのではあるまいか。
帰るなき 機をあやつりて
征きしはや 開聞よ 母よ
さらばさらばと ~ 鶴田正義
さぁ 知覧茶をお土産にホテルに戻りましょうか