Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

秋宵のコンサートはいかがですか

2012-10-07 11:52:55 | のんびり歩いて

うつろいの空は もうすっかり秋の空になってきた
山間はどぉ~んどぉ~んと秋が深まってきているのだろうか
またしても郷愁と言えなくもないか

久しぶりにコンサートに出掛けました
『 大橋真理恵 with 小椋 佳 ~マリンバとうたの響き~ 』と題して新進気鋭のマリンバ奏者の大橋真理恵の演奏に 小椋 佳が《 伴唱 》するというスタイルでした
大橋真理恵はマリンバ・打楽器奏者として かなり多方面のジャンルで活躍しているそうだがワシには未知であり申し訳ないような気持ちになりました と言うのも初めて生の演奏を聴いたマリンバの音色は感嘆すべきものがあり ラテンやジャズにもよいのだろう
聴衆は年配の人が殆どで やはり小椋 佳の“懐かしさ”を求めて来たのであろう
曲目は 「 シクラメンのかほり 」「 白い一日 」「 秋の一日 」「 俺たちの旅 」そして「 さらば青春 」 この《さらば青春》は1971年の作品であるから 年齢を数えたファンと言うか聴衆が多いのだろう 1976年10月NHKホールでの初リサイタルコンサートでアンコール曲としての《さらば青春》を唄った頃は頭髪が黒々としていたものでしたから
このNHKホールでのコンサートを収録したライブアルバムCD 「遠ざかる風景」未だ大事にしているのですがカバーはだいぶ色褪せてきました
小椋 佳は 唄い手としてのみならず造り手でもあり その著作が多いが 「渡良瀬逍遥」(立風書房 1977年) が印象に強いのです しかし度重なる引っ越しを繰り返して紛失してしまった もう絶版である
小椋 佳は 1944年生まれで 椎名 誠 そしてタモリ そしてこのワシが 44年生まれの代表である と誰も言ってはいないのだが この4人に共通しているのが 作風そして芸風とも回顧主義的になり力強さが衰えているのを感じてしまう まぁワシの場合はただ衰えのみではあるけれども
けれども新たな試みをしている44世代の4人でもあるのだ と秋は深まる