秋になって 友来たる
もう40年近くになろうか H氏との交遊は
すでに定年退職し数年を経て 白いものが見え隠れするお頭になった
マァ 容姿についてはワシにも言えることなのだがね
この夏以来ですが わざわざ広島に立ち寄り日曜日の宵に一献楽しんだ
何処ぞも休日の歓楽街はすっかり灯が消えて寂しい限りである 薬研堀もしかりである
店の主人は 秋田出身の人でワシよりも少し若いくらいの年代であることを知る
なんと同じA高校の卒業だと言う
今年は“ 秋田 ”の話題にこと欠かないのだ
郷土料理の店とうたうだけに こなすの漬けもの いぶりがっこ そしてきりたんぽ鍋 酒は秋田の銘柄 高清水 新政 刈穂 と並ぶのでした
H氏は明日明後日 明日合流する仲間たちと「 宮島 」観光をして「 弥山(みせん) 」標高533mに登り徒歩で下山するのだと言う いやぁ健脚です!
まだ紅葉には早いけれど 天気はよさそうである
秋と言えば 10月の末なのに“ 霜降 ”そして“ 立冬 ”なのです 11月はすぐにも“ 小雪 ”なのだと言う 日中の外気温は25℃近くもあり夏日とも言えそうなのに
このことには前々から違和感を覚えているのですが そもそも日本で流通している【二十四節気】は 中国の大昔黄河中流の太原に首都があった頃に造られたものだそうですが 大陸の文化に憧れてそれをそのまま鵜呑みにして 経度緯度の異なる 季節の巡りかたも異なる国にあてはめたことに問題があろうと
感覚的な誤差はあるのですが 秋はジワジワと深まっていくのだろう