Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

なのにあなたは京都へゆくの -そのⅡ

2016-11-13 07:01:20 | ゆるゆる旅日記

11/06(日曜日)
京都先取り紅葉狩り旅の二日目は叡山電鉄鞍馬線で山行きです

 宿泊したHOTELから京阪三条駅までの徒歩の途中で 三条大橋西畔の高瀬川沿いで前関白豊臣秀次公と一族の菩提寺である浄土宗西山禅林寺派の慈舟山 瑞泉寺を見つけました
そうです!前回訪れたばかりなのです!少し立ち寄りましょう
 戦国の世には主君に命を捧げて死んでいった子女は数多いが 戦いにもならず無念の最期を遂げた罪なき一族の運命は他に例を見ないだろう
全ての遺骸は刑場に掘られた大穴に投げ込まれ跡には四角推の塚が築かれ秀次公の首を納めた石びつを据えて見せしめとしたと言う
瑞泉寺の本堂はその塚の位置に建立されており当時の石の首びつは境内である墓域に奉安されているのです 前回は特別公開でしたので混雑しておりお参りできなかったが再訪したことで安心したような気になりました

■ 貴船神社
京阪三条駅から京阪電車で約10分程で叡山電鉄の出町柳で乗り換えて叡山電鉄で約30分程で叡山電鉄鞍馬線貴船口までまいります
ここからはBUSで貴船神社へ ポツポツと細かい雨が降ってきましたが
貴船神社(きふねじんじゃ)は京都市左京区にあり全国に約450社ある貴船神社の総本社です 近くには鞍馬寺がありますので大分山深いところです
地域名の貴船「きぶね」とは異なり水の神様であることから濁らず「きふね」と言うそうな
祭神は 高?神(たかおかみのかみ)伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の御子神
水の供給を司る「水源の神」です
境内は本宮・結社(中宮)・奥宮の3か所に分かれて建っております
急勾配の石段をゼーゼー上り 勿論(?)ここまでです
紅葉はやはり来週くらいになるでしょうか

縁結びの神様でもあるようです
貴船神社のおみくじは くじを引いて巫女に告げるのではなく一見真っ白に見える紙の中から一枚を選び境内の霊泉に浮かべると吉凶が解かる「水占いおみくじ」です
このおみくじには“大凶”が存在するのですが神社ではあくまでも参考程度に留めておくように とのこと なんのこっちゃ!
 ところがなんとぉ!大当たりですよぉ! 水に浮かんだ文字は“凶”~ょぅ!が出ましたよぉ!
もうオミクジなんかひくものか
そそくさと京都市内まで引き返してお昼ご飯にしましょう

◎ 「本家 田毎(たごと)三条本店」
   中央区三条通寺町東入ル石橋町12
     075-221-3030
明治元年 信州月の田毎より屋号をとり本家田毎として開店したという
まずは“京都先取り紅葉狩り旅”の〆(しめ)ですのでビールで『お疲れ様でした!』
一通りメニューを眺めて見たものの二人とも迷わず“鰊そば”ではなくて“鴨せいろう”です
どちらかと言えば鴨汁そばでしたでしょうか
更科系の白い蕎麦で美味です
京都へ来たらまた立ち寄りたい蕎麦屋です

JR京都駅でH氏と解散してお土産“半兵衛 麩”の生麩をどっさり買いました
予定通りに15:00の新幹線のぞみに乗ります

 ― 紅葉の色づきはやはり今ひとつでしたが しかしまぁそれはそれで楽しめました
桜の咲き染めが心躍るように 紅葉もまたこれからの楽しみを思えば趣があったなぁ と思えるのだ
タイトルのように“京都先取り紅葉狩り旅”でした

 - 帰路の新幹線の車中でなにげなく広げた きょう11月6日の読売新聞に “ 紅葉トンネル色づき加速 ” の記事が眼に飛び込みました
【 叡山電鉄鞍馬線(京都市左京区)の市原駅~二ノ瀬駅間にある「もみじのトンネル」(約250m)のライトアップが5日始まった 280本のモミジによる自然のトンネルで…… 】
きょう往復して来た路線のニュースを読んで妙に嬉しくなって “京都先取り紅葉狩り旅”はフィナーレです