20歳以前よりずっと購読してきた天文ガイド。
今月号には6月26日の宵空での部分月食。
小惑星探査機「はやぶさ」の記事が載っている。
「はやぶさ」は6月13日(明日)7年ぶりに地球に還ってくる。
先日のNHK「クローズアップ現代」でも放映していたが、このプロジェクトに
関わっていた技師者、スタッフは感慨無量だろう。
一つの事を遂行しその結果が今まさに実現しようとしている
自分もリタイアする前、会社人間であった当時一つの大きなプロジェクトを
他社の技術者や顧客への情報、打ち合わせ等をしていた営業者と共に
一つの商品を世に出そうとしてお互いの技術力、ブレーンを共有しながら
開発してきたものである。
今でも幅広く利用されている商品。
当時は最先端技術と言う事でモノ作りをした。
まさにトライアンドエラーの連続。
夜中の10時は当たり前。
家に帰っても、ない頭をフル回転。
寝られない。
そんな日々が何日も続いた。
今考えると良い思い出である。
まだ現在もその頃の技術者たちと交流がある。
今でも一つの目標に向かい努力、苦労をしている話を見たり、聞いたりすると頭が下がる。
一度でもそのような仕事に当たると言う事はラッキーなことでもある。
仕事のやりがい、挑戦が出来るのだから...。
今は仕事から離れ趣味を全うしている。
夜空を肉眼で眺めていると流れ星、国際宇宙ステーション。
点滅させながら夜フライトをしている飛行機。
晴れている夜空は本当に綺麗。
しかしこの頃は梅雨が間近なのだろうか。
冬の夜空の様にクッキリと見えない。