趣味真っ盛り!!

人生これから! 元気に趣味を楽しんでいます。

諏訪湖にあった弁天島

2012年02月18日 | 日記
夜った雪も1㎝程度
薄曇りの天気である
今日はコースを離れその昔、諏訪湖に弁天島が有ったと言う
「浜中島弁財天」の境内へと足を運ぶ
ここはまだ釜口水門がなかった頃2つの島が有ったと言う
その風景を葛飾北斎が描いた景勝地として知られていた

"富嶽三十六景 -信州諏訪湖"葛飾北斎

飾北斎が描いた版画には諏訪湖が大きく描かている
奥に描かれた高島城もまだ諏訪湖の湖岸にあった
中央に描かれた祠のある島が弁天島
しかし、現在弁天社のあるところはこの場所ではない
弁天島は諏訪湖の洪水対策のために作られた水路で出来た島

諏訪史談会『諏訪藩主手元絵図』にある「岡谷村 新屋 間下 上浜 下浜」の一部

かし、それでも洪水が収まらなかったため、島も撤去されてしまった
撤去の際に現在の場所に移された
社は現在公園として整備されている釜口水門近くの一角に祀られている
ここにも御柱が4本建っている



屋の中を覗くと...
何と本殿に弁財天の絵がはめ込まれている
すでに例祭が絶えて久しい



谷の釜口水門を起点として天竜川は駒ヶ根、飯田の伊那谷を通って浜松へと流れている
まだ氷が溶けきれない諏訪湖
その昔ここに有った弁天島を偲ぶ