春秋恒例の障子貼り。
今年は、
色付き障子紙で遊んでみたの。
藤色に少し金砂子(きんすなご)が撒かれてます。
下の写真の2本は、
下段部分に色障子紙を。
障子が多い旧い家なので、
まだまだ何本か貼り替えですけれど、
こういう仕事って好きなんです。
(のりはお徳用袋で購入です)
障子というものは、
日本固有の建具だそうで、
平安時代にはすでに存在していたとか。
「光る君へ」のガイドブックに、
清涼殿のセット写真があり、
右奥に障子らしきものが写ってますよ。
寝殿造り(貴族の邸宅)の外回りに使われていた、
遣戸(やりど)が、
障子戸の原型だとされてるとのことで、
庶民の住居にも、
平安時代の建具が連綿と続いている思えば(笑)
障子貼りもいと楽しです。
今回、
障子=白
という既存意識の打破でもありました。
ヒントを戴いたのは
丹後和紙を漉いてるブロ友みゆきさんの、
ブログからです。
↓
♡有難うございます♡
°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°第8回「光る君へ」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
散楽の直秀はまひろ(紫式部)に言います。
都の外には海がある
海の向こうには彼の国がある
一緒に行くか
行っちゃおうかなというまひろ
行かねえよなという直秀
遠回りにまひろへの好意をしめしたのですが、
まひろは道長を好いているということを、
知ってるのですから、
直秀の寂しそうな横顔。
2人の、
言葉と言葉の間合いが、
義侠心(ぎきょうしん)に富む直秀を、
カッコよく描き出しておりました。
かたや倫子は、
道長に惚れてしまってます。
恋は盲目状態の姫。
(でも、のちの道長の出世は彼女のおかげかな)
右大臣家も左大臣家のセットも、
調度品はレプリカだと思いますが、
豪華ですね。
下は本物の猫ちゃんの小麻呂。
「光る君へ」
来週は辛い場面になるようです。