田舎主婦の日日是好日

今日も生きてることに感謝かな。

藤原道長『御堂関白記』「光る君へ」第12回

2024年03月25日 | 趣味・本・テレビ他

平安時代の貴族って、

恋愛ばかりに、

現(うつつ)を抜かしていたようにも見えるけれど、

それは違うらしいです。

(ガイドブックより)

 

それで、

藤原道長の、

『御堂関白記』(みどうかんぱくき)も、

読み始めました。

古典が苦手なので、

まずは初心者向きで(笑)

 

998年(33歳)~1020年(55歳)まで、

道長自筆のものまで、

残っているって、

相当保存が良かったんでしょうね。

 

1000年経っても、

読める状態を保つというのは紙の質もですが、

墨で書き写すということも、

良かったんでしょう。

 

ファックス印刷の書類は、

20年で変色して読めなくなり、

処分したことがあります。

 

現在の(エプソン・キャノン)、

家庭用プリンターインクはどうなんでしょう。

200年くらいは大丈夫でしょうか。

 

°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°第12回「光る君へ」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

まひろ(紫式部)の気持ちを想うと、

泣ける回でしたね。

 

妾(しょう)でもいい、

私は、

あの人以外の妻にはなれないと、

決断したにしても、

お付き合いのある綸子が正妻と聞けば、

引きますよね。

 

道長の腹違いの兄である道綱は、

嫡妻は一緒に暮らしているけれど、

妾はいつ来るかもわからない男を待ち続けている。

というようなことを言ってましたが、

道綱は妾(しょう)という立場を、

少しはわかったんでしょうか。

 

それにしても、

道長の父役(段田安則さん)の、

交渉術。

倫子と両親との可笑しな会話に笑いました。

猫の小麻呂かわいい。

 

それに、

母親が突然訪ねてきた道長を、

入れちゃいなさいなんて言うんですし、

倫子と道長との絡みは、

どこか漫画ティックで、

ロマンティックではなかったですねぇ(笑)

(このあたりも永井路子さんの『この世をば』の描き方と同じです)

 

なお、

庚申待(こうしんまち)は、

平安時代から現代にまで続いているのですね。

 

ナレーションでは、

貴族から武家にも伝えられ、

江戸時代には庶民にも伝えられたと、

言われてました。

 

私どもの地域では、

60日ごとに集まっていたのですが、

現在は、

1年に1度になっていて、

やり方も変えられてはおりますが、

こうして1000年後の今も続いていることは、

誇りに思いました。

 

昔からの行事は、

次々廃止になっているのですが、

もし解散の話が出たら、

「また1000年続けましょう」と、

言おうと思います(笑)

 

北斗七星が良く出てきますが、

陰陽道(天文道も)と関係あるようですね。

第1回かな、

安倍晴明(あべのせいめい・あべのはるあきら)が、

そんなことを言ってました。

 

ではまた来週(笑)

 

コメント (22)
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