平安時代の貴族って、
恋愛ばかりに、
現(うつつ)を抜かしていたようにも見えるけれど、
それは違うらしいです。
(ガイドブックより)
それで、
藤原道長の、
『御堂関白記』(みどうかんぱくき)も、
読み始めました。
古典が苦手なので、
まずは初心者向きで(笑)
998年(33歳)~1020年(55歳)まで、
道長自筆のものまで、
残っているって、
相当保存が良かったんでしょうね。
1000年経っても、
読める状態を保つというのは紙の質もですが、
墨で書き写すということも、
良かったんでしょう。
ファックス印刷の書類は、
20年で変色して読めなくなり、
処分したことがあります。
現在の(エプソン・キャノン)、
家庭用プリンターインクはどうなんでしょう。
200年くらいは大丈夫でしょうか。
°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°第12回「光る君へ」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
まひろ(紫式部)の気持ちを想うと、
泣ける回でしたね。
妾(しょう)でもいい、
私は、
あの人以外の妻にはなれないと、
決断したにしても、
お付き合いのある綸子が正妻と聞けば、
引きますよね。
道長の腹違いの兄である道綱は、
嫡妻は一緒に暮らしているけれど、
妾はいつ来るかもわからない男を待ち続けている。
というようなことを言ってましたが、
道綱は妾(しょう)という立場を、
少しはわかったんでしょうか。
それにしても、
道長の父役(段田安則さん)の、
交渉術。
倫子と両親との可笑しな会話に笑いました。
猫の小麻呂かわいい。
それに、
母親が突然訪ねてきた道長を、
入れちゃいなさい?なんて言うんですし、
倫子と道長との絡みは、
どこか漫画ティックで、
ロマンティックではなかったですねぇ(笑)
(このあたりも永井路子さんの『この世をば』の描き方と同じです)
なお、
庚申待(こうしんまち)は、
平安時代から現代にまで続いているのですね。
ナレーションでは、
貴族から武家にも伝えられ、
江戸時代には庶民にも伝えられたと、
言われてました。
私どもの地域では、
60日ごとに集まっていたのですが、
現在は、
1年に1度になっていて、
やり方も変えられてはおりますが、
こうして1000年後の今も続いていることは、
誇りに思いました。
昔からの行事は、
次々廃止になっているのですが、
もし解散の話が出たら、
「また1000年続けましょう」と、
言おうと思います(笑)
北斗七星が良く出てきますが、
陰陽道(天文道も)と関係あるようですね。
第1回かな、
安倍晴明(あべのせいめい・あべのはるあきら)が、
そんなことを言ってました。
ではまた来週(笑)