1970年代のある一日。東京大学本郷キャンパスでのことだった。五月祭で、「柳ジョージとレイニーズ」の野外コンサートが行われることになった。音楽好きで波長の合う彼と聴きに行った。
しかし、しかしなのだ。開演時間が迫ってきたが、天候悪化!風が吹き、雷さえもゴロゴロ鳴り出す始末
…。嵐になってしまった。
「この嵐じゃ、中止だよ、きっと!」
「そうね、ほかへ行こう」
観客は一人消え、二人消え…ほとんどいなくなってしまった。
彼と私は、柳ジョージとレイニーズが作り出す「音」が聴きたかった。どうしても…。広々とした芝生の上で、おしゃべりしながら待つことにしたのだった。
かなりの時間が経過したようだった。嵐が少しおさまりかけた、その時だった。ギターを持った柳ジョージとレイニーズが現れたのだ!!!音の調整後、ステージ開始!渋い声と熱い「音」に、観客がいつの間にか集まっていた。私達の心は彼らの熱い
「音」にすっかり魅了されてしまった。
しかし、それだけで終わらなかった。おまけがあるのだ。演奏が終わり、アンコールの
に、ステージ再開!アンコール曲が何曲も何曲も…止まらない!観客の
をがっちりとつかんだのは言うまでもない。
私達は最高のライブ演奏に狂喜したものだった!その時の彼は、のちに私のパートナー(夫)になった。
(遠い日の出来事ゆえ、ひょうとすると記憶違いもあるかもしれません。同じ「時」を共有した当時の若者で、お気づきの点に気づかれた方がいらっしゃいましたら、教えていただけると嬉しいです)
しかし、しかしなのだ。開演時間が迫ってきたが、天候悪化!風が吹き、雷さえもゴロゴロ鳴り出す始末

「この嵐じゃ、中止だよ、きっと!」
「そうね、ほかへ行こう」
観客は一人消え、二人消え…ほとんどいなくなってしまった。
彼と私は、柳ジョージとレイニーズが作り出す「音」が聴きたかった。どうしても…。広々とした芝生の上で、おしゃべりしながら待つことにしたのだった。
かなりの時間が経過したようだった。嵐が少しおさまりかけた、その時だった。ギターを持った柳ジョージとレイニーズが現れたのだ!!!音の調整後、ステージ開始!渋い声と熱い「音」に、観客がいつの間にか集まっていた。私達の心は彼らの熱い

しかし、それだけで終わらなかった。おまけがあるのだ。演奏が終わり、アンコールの


私達は最高のライブ演奏に狂喜したものだった!その時の彼は、のちに私のパートナー(夫)になった。
(遠い日の出来事ゆえ、ひょうとすると記憶違いもあるかもしれません。同じ「時」を共有した当時の若者で、お気づきの点に気づかれた方がいらっしゃいましたら、教えていただけると嬉しいです)