風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

つらい花粉症②

2007年03月09日 | 暮らし
花粉症とのつきあいは、四半世紀にもなります。
まだ、花粉症という言葉が話題に上ぼることのない時代でした。
知らない人がほとんどといっても過言ではなかったのです。

向ケ丘遊園から杉並に移った頃でした。
鼻がムズムズして、クシャミが止まらなくなったのです。
そこで、新宿にある病院で診察を受けることにしました。
いろいろな花粉やハウスダストなど何種類かのパッチテストをすると…。
一つだけ陽性でした。スギ花粉が反応したのです。
そして、「スギ花粉症」と診断されてしまいました。

私が中学生の時でした。
鼻づまりがひどくなり、町の耳鼻咽喉科で診てもらったのです。
肥厚性鼻炎と診断され、手術をすることになりました。
一週間ほどの入院でした。
両親が仕事で忙しかったため、父方の祖母が付き添ってくれました。
肥大化した鼻の骨を削る手術で、簡単なものでした。
その数日後、仲良しの友達グループが果物や本を持って見舞いに…。
シャーロック・ホームズなどの探偵物だったように記憶しています。

そのような訳で、私の鼻は少し弱いのかもしれません。
風邪をひくとすぐ鼻にきてしまうのです。
肌も敏感肌のため、金属アレルギーもあります。
花粉症になってからというもの、鼻と目と咽喉が大変です。
鼻は詰まると苦しいし、水のように流れてきて辛い時もあります。
詰まった時は、手の指でこすると少しは楽になるのですが…。
ひどい時には、朝、目覚めた時に目が開かなかったこともあるほどです。
目頭が赤くなり、充血、目脂など、目の周りが敏感になってしまうのです。
いっそ鼻なんか無い方が、むしりとってしまいたいと思ったこともあります。
思考能力や集中力も低下します。
一日中鼻をかんでいるのでテッシュボックスは手放せません。

ところがここ何年か前から、随分症状が緩和されてきたように感じます。
体質改善に努めるようになったからでしょうか。
米は地元産の玄米を食べるようになりました。
肉類は控えめに、魚や緑黄野菜を多く摂取するようにしています。
輸入物はポストハーベストが気になりますので、なるべく国産で地元のものを購入します。
なるべく、食品添加物など未使用のものを選ぶようにしています。
水も濾過したものをよく飲むようになりました。
気のせいか、症状は前より楽になったように思います。
薬を使わないでもなんとか過ごせているからです。


私のこれまでの花粉症対策を書いてみます。
まずは外的なものからです。   
①花粉飛散情報をチェックし、多い日は外出は避ける。
 出かける時は、専用マスク、眼鏡、帽子を着用する。
②帰宅時は、家に入る前に服や髪の花粉をよく払い落とす。
③うがい、目と鼻の洗浄をする。
④布団や洗濯物は外に干さない。
 干したら、よくはたいて花粉を落してから取り込む。
⑤部屋の窓は開けない。
⑥空気清浄機などを活用し、換気は必要最小限に。

身体の内側からの対策
①病院で処方してもらった薬。
②花粉が飛ぶ数週間前から、漢方薬。
③DHAが含まれる鯖や秋刀魚、シソ、甜茶、ミントティーを摂取する。

コメント (31)
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