稲の実りを感じながら田んぼ道を散歩するのは、とても気持ちのいいものです。稲穂が頭を垂れ、風に揺るさまを見ていたら、京都に住んでいた時の事を思い出しました。
結婚前の事です。京の田舎道をサイクリングしていました。田んぼ道に自転車を走らせていると、目の前に金色に輝く稲穂が広がっていたのです。初めて見る自然の風景に感動しながら、走り続けました。
京の町家に住んでいたので、広々とした自然に触れる機会がなかったから、なおさら嬉しかったのでしょう。今でも金色に輝く稲穂を見ながらサイクリングした事は忘れることができません。
心に残る光景は誰にでもあると思います。私もいくつかあるのですが、その1つが京の田んぼ道に広がる金色に輝く稲穂です。秋になると懐かしく思い出されるのです。
ユウさまは京都にお住まいだったんですね。
こがね色の稲穂を見ながら田舎道をサイクリング
映画のワンシーンみたいです。素敵ですね。
秋になるたびに思いだすなんて良い思い出
でうらやましい。私にはそんな思いでないなぁ。
20代後半頃、下京区に住んでいました。西陣の近くで、ウナギの寝床のような、入口が狭くて奥行のある古いお家に下宿していました。
休日に、大徳寺の紅葉を見に行ったり、哲学の道を歩いたりしました。三千院や寂光院なども訪れました。
もっと京都のあちこちを巡れば良かったと思います。住んでいるといつでも行けると思うので、意外に知らないことが多かったりしますものね。しないものですものね。