戦後生まれの私は3人兄弟ですが、実家は自営業でした。祖父母、伯父と伯母、両親、弟たちの11人家族でした。使用人(あまり聞きよくないですが、昔はそう言っていました)が3人いました。人の出入りが多く、いつも賑やかでした。
私は幼い頃、その中の1人T子が好きでした。住み込みの彼女の部屋で一緒に寝たこともありました。昭和の時代は当然のように大家族が多かったのです。
☆☆☆
2015年7月8日。
ビッグアイランド(ハワイ島)のホストファミリー宅から徒歩で、ヒロ・ベイ・カフェに行くことにしました。
この旅行にはパソコンを持参していたのです。スマホはまだ持っていなかった(^^; と言う訳で、情報は本とネットでした。グーグルの地図でだいたいの位置をつかんでの出発です。
道を間違うと遠回りをしたり、辿り着かなかったりすることも…。でも、新たな出会いや発見があったりするから…それはそれで楽しい‼️
この日もどんどん歩いて行きました。ハワイ大学ヒロ校を左に見ながらさらに歩きました。すると、7イレブンが目に入りました。店の人に道を聞こうとした、その時でした。
買い物を終えて、店から出てくる地元の人らしいカップルがいたのです。2人にカフェの住所を見せて尋ねてみました。
「歩いて行くの?とても遠いわよ」と彼女は言います。
そして、2人で少し話し合った後…。
「私の車に乗って行く?私達2台で来たから、彼の車を置いてからになるけど」
「え!ほんとうにいいんですか?有難うございます‼️」
彼の車をヒロに住む弟さんの家に置きに行ってから、カフェまで送ってくれると言うのです‼️
図らずも、ハワイでヒッチハイクをすることになってしまいました⁉️
彼George(46)はガス会社に勤務しているとのことでした。車の中でお喋りが弾みます。夢についても尋ねてみました。
「5人の子どもと7人の孫たちと一緒に住むのが夢」と教えてくれました。
彼女Uiは小学校教諭。あと2年で退職するので、その後、旅をしたいと話してくれました。
「私の夢は長生きすることよ‼️」と笑顔で答えてくれました。
ご夫婦はホノルルに住んでいます。ホームタウンはヒロで、同い年だということでした。
ベイサイド・カフェの近くまで来たので、あとは自分で探すからとお礼を言って別れました。
彼らは帰りの心配までしてくれたのですが、バスもあるし、宿泊先の人に迎えに来てもらうこともできるから、と丁重にお断りしました。
2人の温かい笑顔が、とっても素敵でした!なんていい人たちなの~心から感謝しました♥️
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