山崎 喬

加賀生まれ(金澤)

年も押し迫り

2007年12月29日 01時26分53秒 | Weblog
年内のガラクタものを整理しながら、プッチ-ニが自らいう傑作マノン・レスコ-CD4組聴いた。モナコ・テバルディ、カラス・ステファノ、パバ・フレ-ニ、ドミンゴ・フレ-ニ。ドミンゴの盤はシノポ-リ指揮で激ってるし、80年初めの録音はドミンゴの声が若々しく好感。マノンはテバルディが美しい。カラスはこのオペラじゃNO.1でなくこの中では最後だろうか。パパ盤はオペラ最後の吹き込みで、二人は声にトウがたってるが、聴けていけるのは彼らの実力だろう。今絶頂のラモン・ヴァルガスがチョイ役で歌っているのは面白い。マノン・レスコ-の映像を初めて見たのはグラインドボーン音楽祭録画だが、タイトロ-ルがデブで最後の破滅的4幕が白々しい記憶があった。録画は散失したがここで見ることができた。日本での公演は少ない。オペラはは顛末が大胆にカットされてて、元になった小説を読んでいないと解り難い。奔放マノンがミシシッピ住民の慰みものとして流刑され、ルア-ブルから船出にデグリュ-が懇願して乗り込むところから、荒地に迷い死にゆくところまでは、演技と歌の山場は今でもドミンゴが一番だろうか。
コメント (1)
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