サミットで永田町から赤坂見附付近はやたらに警備が厳しい。赤坂プリンスを横目に異様なほど立派になった都道府県会館へ向かった。ふと見附の石垣を見て、足元の石板の碑文に昔の姿の写真があった。角度を変えたりして、携帯電話で撮影を試みていると機動服のお兄さんがうろつく。地下鉄で鞄から紙切れ出して眺めていても、機動服が質問に来ようとする状況だから仕方がない。左は車夫、真中はどこかのお女中で右は帯刀しているから、武士か。ネットでこの写真の出所を探してみたが、見当たらない。今は堀もなくなり昔はこんなものかととりあえず、思っていることに。
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