曇天の日は身辺整理に。まだあの世に行くには早いが。殆ど捨てた本を更に捨てることにして、青春の一ペ-ジを飾った想い出本は埴谷雄高だけとなった。古代地中海世界の歴史の直訳本だけは残し、解釈本は捨てた。DVDももう当分見ないものは押入れに入れたが、そのうちのカラスとステファの来日公演をチョット画像なしで音だけで楽しんだ。カラスが自らこれを最悪の公演と憎悪したらしいが、最近のリサイタルものより遥かにいい。この公演は社会人となって、居酒屋もなれた頃の新橋でビ-ルやりながら、見た。当時騒がれていたからか居酒屋親父も見たいといっていたのを記憶している。日本公演を聴き終わったら、ご両人のマノンレスコ-のCDを引っ張り出して聴いた。
記憶にあるのは最近いつの年か忘れたが少し雨が降ったことがある。この日は例年元の勤め先の運動会であった。開会式には馬揃え(閲兵)よろしくトップを前にして並ぶ。管理人は先輩から知恵をつけられていたので最前列に並んで、朝から意欲的という風に見せかけた。個所のコミュニケ-ションがどうかというチェックの意味もあるらしく、今度は陣地に総務系のスタッフがクビ実験に廻る。これが終わったら、そそくさと帰った。一度子供を連れて行ったら、賞品に目がくらみまだいるといって困ったことがある。組合系の輩が正面本部に酔っ払い陣取っておるのも一層気分が悪くなったものだ。まだ、あの運動会をやっているのだろうか・