山崎 喬

加賀生まれ(金澤)

夜の白彼岸花

2011年09月20日 19時34分16秒 | Weblog

 

彼岸花が盛りだ。近所の小学校の燃える色の彼岸花も今が見ごろだ。腰痛で自信がないので小山田の彼岸花も見れない。駅前の交差点の片隅で白い彼岸花が台風が呼び込む雨に濡れていた。これまで見ていなかったが、近い将来駅前に群生すればと思えば楽しみだ。腰痛も緩和されてきて、ジムのインストラクタ-の指示に従った運動をし始めたが、2キロアップはすぐに解消されそうにもない。新聞は朝日新聞から東京新聞に切り替えて、取材と報道に昔の新聞を見る思いがある。街中で結構読む人を見かける。反原発が明確になってから、少ない広告がさらに少ないが、記事の量は変わらないから読みごたえは変わらない。チラシ広告が少なかったが、ここのところ増えているから、記事欄の広告が少ないから、広告代理店から圧力があると思える。昔の会社の上司からはネット新聞はウオールストリートジャーナル日本語版がいいとの勧めもあったので、お気に入りに入れることにした。カレル・ウォルフレンの大手メディアの政治家の長期の人格毀損キャンペ-ンと同じような趣旨に沿った東京新聞読者の投稿があり、大手メディアで取り上げない内容なので取り上げておきたい。この手の主張はテレビはBSフジ、BS11かネットでなければお目にかかれない。新聞では珍しい。

メディァの世論調査に対し、世論誘導策ではないかとの批判があるが、メディァは改めようとしない。なぜなら、世論調査の手法が世論誘導に極めて効果的と認めているからではなかろうか。民主党代表選に至る過程では、メディァは世論調査を通じて前原誠司氏の人気をあおったが、外国人からの献金問題があり、人気薄にもかかわらず野田佳彦氏が代表に選らばれた。しかし、メディアにとつては、小沢一郎元代表にくみする候補でなければ誰でも良かったわけで、野田氏の代表決定後は同氏が代表選演説で口にしたドジョウを引用し、いかにも庶民的な国民目線の首相であるかのように持ち上げた。 組閣直後の世論調査で、野田内閣への支持率が平均60%前後を占めたことは、メデイア報道に左右されがちな世論なるものを思えば、当然の帰結と言えよう一方で、設間そのものが不適切と思うが、小沢元代表の党員資格停止を解除すべきかの問いに対し、解除すべきでないが大勢を占めた。これまで長期にわたって小沢氏=極悪人のイメージをすり込むメディア報道が展開されてきた事実を思えば、これもまた当然の帰結と言えよう。鳩山由紀夫内閣がそれなりにマニフェストに基づく政治を推進しようとしたものの、普天間飛行場と「政治とカネ」問題で総辞職。代わった菅直人内閣がマニフェス卜を放棄し、自公政権時の弱肉強食政治への回帰を明らかにし、民主党政権は国民の信頼を失う結果を招いたが、これこそがメディアの望んでいたことではなかったのか。

コメント
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