金沢港にクル－ズ船が停泊とのメ－ルと写真をもらった。同じ時期に金沢に来ているが、会う暇もなく、先輩より早く帰郷する。日本海側の金沢、境港にもう一都市、クル－ズ船が寄港する。日本海側のインバウンドツア－の到来を告げる象徴的出来事だ。金沢市内にオフシ－ズンとは言え外国人が増えている。仲間の義兄が市の観光に尽くしたお話の本が出ていると聞いた。市内の本屋には森喜朗の私の履歴書とともに露出されている。本屋で斜め読みをしたが、インバウンドはなかったような。これから片町夜の街だが、日はまだまだ明るい。
前に休みだった蕎麦屋に出かけた。加賀平野の水田地帯を抜け、越前九頭竜川に入ってたどり着いたころは炎天下の昼食時間だった。小さな店に遠くは名古屋ナンバ－の車も押し寄せてきていた。相席であっという間に食べた蕎麦、田舎蕎麦は美味かった。待つのは幸い短かったが、食べ終わるのも早い、わずかな時間だから立ち蕎麦と時間は変わらない。回転の速い店で、込み合うからいいのかも知れない。評判で大きな店でやっていたら、お客は来ないかもしれない。この店の蕎麦は皇太子ご夫妻も召し上がったという。次は福井名物、羽二重餅、クルミ餅の店へ行ったが、工事中で休業だった。帰りは山沿い、白山山麓を走り、白峰村で栃餅をくらって金沢に戻った。途中恐竜の町、大野は知っていたが白峰もそうだったとは知らなかった。
選挙カ－が走行して、ねじれ解消とかを叫ぶ。中味の見えない与党の成長戦略ははぐらかしの白紙委任状ではないか。よく後でだまされたとか一言で言うが、だまされるにはそれなりの理由がありそうなものだが、ない。どこかの牛ビジネス詐欺と同じではないか。要はご利益ムードのなかで勝手に妄想ををふくらまし、利益のみに興味をしめし、事実には無関心になりはしないか。民主党のマニフェストは約束違反だが、今の自民党の約束には具体性が欠ける。政権を握って半年以上経過しているのに成長戦略の具体性に欠ける。画像の標識横にあるのは金沢初の街灯、ガス燈。隠された真実を照らしてほしい。
