鞘から抜いたままの刀状態の戦争法案が可決なら、どこでも行ける重要事態解釈の自衛隊。初出動は東シナ海でなく、やはり前から言われている南シナ海だろう。米軍がドンパチしなくても、代理代行を頼まれたら、断れなくなる日本。周辺事態改め重要事態でシナとドンパチをやれば、存続危機事態への展開の可能性を引き出す。その昔、第一次大戦では日英同盟があっても洞ヶ峠を決め込んだ日本。同盟を結んでも、互いに利益が一致して初めてのものと思う。対等でない安保が同盟と呼ぶべきものかは、昔から疑問だ。安保は、親分子分の関係だと思う。やりました親分と言って、子分は死んでも、親分は生き残る。先週は、国会中継をスマホ、録画などで見たが、用語の定義の意味を質すのがほとんどだった。アベからの回答は意味不明の暗記した内容を延々述べるか、手元資料の読み上げる時間潰しだ。国民に向かって説明しているなら、不誠実というより愚弄も甚だしい。堂々巡りの意味不明の定義を求めた野党の中、共産党の志位委員長の過去の事実を含めた質問では、ヤジを飛ばす位しか芸のない議員も静かになった。聞きこんでいるなら不勉強のそしりは免れない。この法案可決なら、憲法・法律関係者からあちこちで違憲訴訟が出るだろう。法案の憲法違反と声を大にして言っているのは、東京新聞を始めとした地方紙ばかり。故郷の北国(富山)新聞は賛成。断層に立つ最古遺物、志賀原発の稼働も稼働に賛成だから、異様としか言いようがない。里帰りしても読まないが。大新聞(除くサンケイ)・NHK・民放キ-局は国会で起きていることの実態をキチンと伝えていない。結局は政府ご意向に従う翼賛メディアと言われてもしょうがない。画像は5月の横須賀汐入ので夕方スマホ撮影のもの。
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