BS1の9回シリ-ズ「危険な時代に生きる」は、14年エミ―賞の「Years Of Living Dangerously」。ようやく録画を全部見た。合計7時間以上は分けて見た。著名な作家、俳優、記者が米国ならず世界各地を出演取材したものだ。カ-ボンビジネスの制作とうがった意見も出るだろうが、ここは額面通りでいいだろう。そういえば、エジプトの春はパンが出回らなかったことは記憶していたが、何とイスラム国勃興を招いたシリア内戦も長期にわたる干ばつでの危機からだった。いずれの政権も国民が飢えることの対応がなかったことから始まった。内戦が続くイエメンでは、間もなく国中が水が枯渇して干上がるという。全米に繰り返し広がる山火事。今も続いている穀倉地帯の干ばつで、米国が世界に食料を供給し続ける保証はない。大型ハリケ-ンによるニュ-ヨ-クの海水の大波被害。これは海面上昇もからむ。南の島々やバングラディッシュだけの問題ではない。日本の海岸、特に大都市部も超大型台風が来ればニュ-ヨ-クと同様のリスクがある。防波堤をつくっても追いつかない時代がまもなく来る。丘に引き下がざるを得ないだろう。インドネシアのヤシ油のため熱帯雨林の国立公園破壊。シェ-ルガス・油採掘に発生する異常なメタンガス量は二酸化炭素より温暖化を促進する。石油産業の地球温暖化の異議のロビ-活動や保守派への根回しはすざまじい。このドキュメンタリ-は菅原文太の2つの遺言「飢えさせない」、「戦争はしない」につながるものだ。
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