Mutiの録画

「4月17日（日）深夜「ドキュメンタリー ムーティと若者たち」 と リッカルド･ムーティ指揮　日伊国交樹立150周年記念コンサ－ト」の録画を何回か見ている。オペラ作曲家のヴェルディの解説も聞け、音が凄く良く、飽きない。演奏者というより指揮者の力だろう。若者達で構成されているムーティ自らのオ－ケストラと日本の若手演奏家の合同演奏だった。コンサ－トが始まる前に、指揮者としてのインタビュ－もも記憶に残る。ムーティのヴェルディの解説を聞くのは、２０年ほど前のマクベス以来だ。

 

指揮者の使命は、聴衆に作曲家の意図を伝えることです。でも指揮者は、慣習的に勝手に歌詞を変えたり、楽曲をカットしたり、音を変えたりしてきました。楽曲に手を加えることは、芸術に対する冒涜であり、今も昔も犯罪だと思います。

 

バス:イルダール･アブドラザコフ
合唱:東京オペラシンガーズ
       東京少年少女合唱隊

管弦楽:日伊国交樹立150周年記念オーケストラ
指揮:リッカルド･ムーティ

2016年3月16日 東京文化会館

 

曲 目
1.歌劇「ナブッコ」序曲
2.歌劇「ナブッコ」第1幕から
            祭りの飾りよ 落ちて砕け散れ
3.歌劇「アッティラ」第1幕から アッティラのアリアとカバレッタ
            ローマを前に 我が魂が～あの境界の向こうで
4.歌劇「マクベス」第3幕から 舞曲
5.歌劇「運命の力」序曲
6.歌劇「第一次十字軍のロンバルド人」第3幕から
            エルサレム エルサレム   以上、ヴェルディ 作曲
7.歌劇「メフィストーフェレ」プロローグ ボイト 作曲