20代半ばだった。元旦出発のニュ-ギニア、オセアニア17日間の旅は、独身寮管理人夫婦に年越しそばで送ってもらった▼元旦は香港乗換えで、ニュ-ギニアのポ-ト・モレスビ-だったが、羽田発搭乗のPan Amが遅れた。香港空港着のPan Am機の窓から週一便の乗換航空機Qantasのエンジンが暗闇に赤くなっている。着後に駆けて搭乗口の職員に、乗せろと言ったが”Qantas has already GONE”といった。▼やむなく香港に泊り、コ-スを逆回りにし、終わりのシドニ-を先に決めた。道中手配しながらの18日間の行程になった。天候不順などで更に変更トラブルが5回もあったか。何があってもの平気なベテラン気分だった。▼夕食はチョイスでアペタイザ-から各自の希望を伺いながらのオーダ-。当時のみなさんにはワイン通などいなかったから、救われた。20人近い希望メニュ-は毎晩だから、すっかりくたびれた。▼旅の終わりに近いオークランドでは日本食レストランがない時代だった。唯一、一軒あった日本雑貨店で買った即席めんを部屋の電気ポットに突っ込み、直接ス-プに口つけようとしたら、ポットの縁にあたり、唇がやけどをした。疲労もあり情けなくなり、外を眺めて日本への郷愁が募った。▼最後になったポ-トモレスビ-はコキ・マ-ケットしか覚えていない。▼次のGONEは画像Weather Report(WR)のMR.GONE。WRは70年代矢継ぎ早に発表した電気ジャズ、フユ-ジョ-ンのひとつ。Miles Davisバンドの脱走連中がメイン。サックスのWayne Shorterを追いかけていたから、勢いLPも全部買った。▼来日ライブを聴きに行ってから、電気ジャズ自体がロックに融合されてしまい、電気から離れた。▼最後は年末の日産のGhosn。ゴーンが日本を去る前に、年末に政府間、レバノンが日本に接触していたのが、ネットにあがっていた。▼大金を払って迎えたセレブ経営者を刑事事件にしたのが、元々の話。貰ってない退職金をもらったことにして逮捕。外人のセレブ経営者の来日は望めない。▼日産労組の情報ではこれから始まる人員整理は大規模で一万人の過酷なもの。ゴーンはほとんど首切りはしていない。
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