山崎 喬

加賀生まれ(金澤)

加賀百万石祭りは母の命日だった

2006年06月12日 00時14分15秒 | Weblog
17回忌は無事終了。今回帰省は昨日昼から魚食べまくり。のどぐろはやはり美味い。近江町市場の買い物がてら、うなぎならぬどじょうの蒲焼食べ歩きで、魚屋からシ-ズン岩牡蠣。夏牡蠣を割ってやるから今食えという。1つ買って立ち食いは味濃厚で美味い。料理屋で頼む項目からはずし。1個300円だった。町の料理屋は廃業に向かっている。老舗も危ないか。官官接待回避、畳宴席非習慣化方向、モ-タリゼ-ションの飲食店の郊外化などが衰退の原因らしい。
郊外にもいい割烹がでてるらしいが、観光客は利用できない。どうでもいこといか。

祭りで、兼六園は無料開放も成巽閣は大茶会で入場できない。茶を飲もうとおもっていたが、ミイラ取りミイラに。写真は勇壮な武者行列と思ったが、命日なので兼六園の琴路灯篭でつきなみ
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兼六園は雪見にこそ (Unknown)
2006-06-16 23:05:41
東京生まれの浪人なれど兼六園には何度行ったことか?~最初は昭和38年頃の最初の寝台車での旅。

今はあるのか無いのか知らないけど、多分無いんだろうなあ「北陸」号の二等寝台は三段式でとくに上段は狭かったなあ。



東海道経由では能登号が走っていたけど何と二本もあったのは新幹線も高速道路も無かったからか。



出雲号も無くなる前に乗ろうと思っていたのが気が付いたら廃止になっていた。寝台車はいろいろ思い出があるし夜の車窓からの眺めは何となく感傷的になってとてもノスタルジックになれるから好きな場面だ。



でも昨今のスピード&拝金主義的な世相ではもうそんなゆとりもなくなって来た~許されなくなっているのだろう。



金沢は春夏秋冬行ったがなんと言っても冬の兼六園の雪景色とカニ三昧に尽きるだろう。カニも最初は豪勢に大振りの越前カニを好んで時々、三国のカニ宿は若エビス?や入船なんて宿まで出かけたものだ。

入船なんていうのは民宿みたいだったけどまだ営業してるかなあ。玄関の大きな水槽に生きカニが一杯で入っていてそこから選ぶんだけどあのころ(20年以上前)でも一匹一万円以上だったねえ。



だが、そのうちにカニはバカ高くなってしまって手が出なくなってから、金沢の香林坊のハズレの飲み屋の親父に教わったのが「コウ箱」。

要するにカニのメスだねえ。小ぶりだから見栄えが悪くて食べるときに面倒だけど意外や意外でオスよりも美味いんじゃあないかと思う。

おまけにお燗酒には最高に合うんだよネエ。



そうそう酒は菊姫に万歳楽だがこの酒蔵は両方とも金沢から一時間位の山に入ったところ、もう白山神社の門前といった方が良いかもしれない鶴来にある。

鶴来は静かな昔の面影が残っている町で、町の中心の通りに向かい合ってこの二つの酒蔵が相対してる。格子に杉玉を吊り下げた店構えは過ぎし日の盛んなありさまを想像させなかなか趣がある。



近年では特に菊姫は売れて売れて~ということで店の裏手に近代的な白亜じゃあないけど吟ならぬ銀色に輝く大きなタンクが異様な輝きを放っていてkのマチの静けさをぶち壊している。



菊姫は良く飲んでいたけどそもそも鶴来に来たときに菊姫酒造に寄ったときにその美味さを知った。

いつのころかは忘れたけど菊姫に立ち寄ったらその日は店が休みで、電気の消えた店先を覗き込んでいたら風采の上がらない白髪の爺さんが出てきてなんか用かと言う。

美味い酒だと聞いてわざわざ東京から酒を買いに来たと口からでまかせで言ったら~そらあスンませんといって酒を売ってくれたのが菊姫大吟醸でそのころでも一升で1万円位したと思う。

それが菊姫の親父だったんだよネエ。



それ以来、暫くは菊姫大吟醸が晩酌だったのだが、金が続かないのとだんだん東京の酒屋でも菊姫を扱う店が増えて鶴来から直送ではなくて紹介された近くの酒屋でワン・ランク安い酒を買うようになった。



今では当たり前になったようだが菊姫では酒屋に卸す時に酒専用の冷蔵庫があることを条件にしたという。設備の無い店には吟醸酒は低温でないと味が変わるからと言って売らなかったらしい。



とにかくここの親父は頑固一徹だったらシイ。神戸のブレンド米ならぬ灘のブレンド酒の下請けに甘んじるなら酒屋を止めると言って頑張ったようだ。いつだったか、何回目かの菊姫に行った時に酒作りの思いを記した厚い大きな本を貰ったことがある。それが20年前位かな?



鶴来に何で何回も行くかって?



良くぞ聞いてくれた。和田やにあゆを食いに行くんだよ。



白山神社の直ぐ下に和田やってあゆを食べさせる旅館がある。和風の廃屋の木材を利用して作ったんだろうか?

決して豪華とはいえないし明るくは無いけど落ち着いた田舎を感じさせる佇まいと板の間主体の屋内で部屋はたたみに囲炉裏。



シーズンにはぴちぴち跳ねるあゆを室内の囲炉裏で焼いてくれる。職人がきて焼くからよくある旅館でやっているように板場で焼いたものを部屋に持ってきて暖めるのとは全く違う。これがなかなか美味いしお燗酒にあう~そうそうここの酒は菊姫ではなく万歳楽だ。



冬には熊肉のスープ何かも出るのだけどなんと言っても寒いので一回しか行った事は無い。



あれ?~雪見の兼六園の話しをするつもりだったけどついつい食い意地が張ってる蚊から食い物と鮭の話になってしまった。



もう夏だから雪の兼六園の話しでもなかろうし今日はもう疲れたからこの辺で…。



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