本州北端駅、大湊。来るときはキラキラ下北号三両編成。座席が横3列で、通路を隔てて一席席あり。回転がきき車窓が自由な角度から楽しめる。もうひとつの車両はお座敷・・・・・・この列車はいつの季節がいいのか。荒涼とし晩秋か菜の花咲き乱れる晩春か。
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山深い雰囲気のあの世に似ているという荒涼とした恐山からの道すがら、大湊の町に入ってすぐに道路から近い丘の上にそこそこ立派なホテルらしい建物があり立ち寄る。
丁度、昼時だったのでもしかしたら洋食にありつけるかもとの思惑も手伝ったと思う。
それまでは、薬研や下風呂などの旅館や民宿で数日間を過ごした後だからそろそろ和食にも飽きていた。
狙いはたがわず、こんな田舎にも拘らず(失礼ですが…)、上層階に眺望抜群の立派で綺麗なレストランがあって、料理もサービスもかなり本格的な内容で皆が満足。
帰りの車の中で、美味かったレストランの話題に花が咲いたけど、誰かが言った言葉にみんなで考えたてみたけど答えが出なかった。
「レストランの客は我々だけだったけど、商売は成り立っているのかねえ?」。
いつもの余計なお世話だよネエ。