母の膵臓癌が発覚する五ヶ月ほど前。今年に入ってほぼすぐということになるが、いずれ始まる後期高齢者介護を見越しほぼ四半世紀ぶりにブルワーカーを用いて少しずつ筋力復活増強を計ってきた。主に大腿筋、下腿筋、背筋、腹筋、上腕二頭筋。
ボディビルではないので必要最低限の部位に狙いを定め、なおかつしなやかな柔軟性を重視する。またインフルエンザやコロナ等感染症には十分注意する。
手首のスナップはできる限り軽快さを失わないよう心がける。というのは細かな動作を行う際にぎくしゃくしていては小回りの効く介護ができないというだけでなく、介護する側の趣味(ギター演奏)の技術に支障が出てしまってはこれまでの蓄積が台無しになり本末転倒なので。
ちなみに中学高校時代に身に付けたギター演奏時の指先のちょっとした技術は障害者介護の意外な面で役立つ。視覚聴覚ともに不自由な障害者(特に障害児)の場合、皮膚のタッチのわずかばかりの度合いの違いを通して意思疎通を図るのに使える。セクハラにならないよう互いに気を付けるのは言うまでもない。
ブルワーカー使用時のBGMについて。好みの音楽なら何でもいいとおもう。ジョー・サトリアーニ、アイアン・メイデン、デフ・レパード、MSG、レッド・ツェッペリン、ザ・ローリング・ストーンズ、クイーン、ポリス、U2、ジャーニー、メガデス、YMO、高中正義、その他。歌詞に意味のあるものは気が散って危険なので、どうでもいいエンターテイメントに徹した洋楽がおすすめかもしれない。