白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

二代目タマとともに琵琶湖畔で暮らす。 アルコール・薬物依存症者。慢性うつ病者。日記・コラム。

Blog21(番外編)・二代目タマ’s ライフ86

2023年08月09日 | 日記・エッセイ・コラム

二〇二三年八月九日(水)。

 

深夜(午前三時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)その他の混合適量。

 

朝食(午前五時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)その他の混合適量。

 

昼食(午後一時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)その他の混合適量。

 

夕食(午後六時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)その他の混合適量。

 

そういえば。初代タマのことを「タマ助(すけ)」と呼んだりもしていた。だからかもしれない。午後に二代目タマと遊んでやっているとふと「黒助(くろすけ)」と呼びかけていた。「黒タマ」と呼んでみたりもする。混乱しそうだがいずれにしても「黒」が入っているのでほどなく伝わるかもしれないが伝わらないかもしれない。初代タマの時は「おタマ」でも「タマぽ」でも伝わった。かつてあったことが今度もあるとは必ずしも限らないが今後ふいにありうるかもしれない。


Blog21(番外編)・アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて507

2023年08月09日 | 日記・エッセイ・コラム

アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。

 

母の朝食の支度。

 

午前六時。

 

前夜に炊いておいた固めの粥をレンジで適温へ温め直す。今日の豆腐は四国化工機「にがり充てん」。二分の一を椀に盛り、水を椀の三分の一程度入れ、白だしを入れ、レンジで温める。温まったらレンジから出して豆腐の温度が偏らずまんべんなく行き渡るよう豆腐を裏返し出汁を浸み込ませておく。おかずは前夜に作っておいたナスの煮付けを小さく切り分けたもの。

 

朝はこの程度なら食べることはできる。

 

昨日の昼。そうめんをそうめんつゆに浸したものを出してみると思いのほか食べることができた。また試してみよう。

 

参考になれば幸いです。


Blog21・無知蒙昧に救われたプライバシー漏洩

2023年08月09日 | 日記・エッセイ・コラム

シャルリュスが買い上げジュピアンに経営させている男娼館。ジュピアンは管理責任者ということになるわけだがプライバシーがじゃじゃ漏れになっている。シャルシュルの「素性と名前」はこの男娼館を利用する他の男性同性愛者たちにとってもはや公然の秘密。ところが利用者の多くはシャルリュスの名前を「あだ名」と勘違いしている。

 

「男爵はジュピアンを少々恨んでさえいた。執事に命じてジュピアンのために買わせ、ひとりの部下に管理させていた館であるにもかかわらず、このオロロン嬢の叔父の不手際のせいで、この館ではだれも多かれ少なかれ自分の素性と名前を知っていたからである(ただし多くの者はそれをあだ名だと思い、間違って発音してその名前を歪めてしまった結果、男爵の身の安全は、ジュピアンの口の堅さではなく、多くの者の無知蒙昧によって守られていた)」(プルースト「失われた時を求めて13・第七篇・一・P.324」岩波文庫 二〇一八年)

 

プライバシー漏洩という管理責任者としてのジュピアンの間抜けさをジュピアン自身の手腕で収拾することはとてもできない。だが他の多くの利用者はシャルリュスという名前をまさか本名だとは考えず「あだ名」としてしか考えていないわけで、結果的にその「無知蒙昧」がプライバシー漏洩にもかかわらずシャルリュスの身の上を守ることになった。

 

本名とあだ名とは置き換えが効く。というよりどちらが本名でどちらがあだ名かという単純素朴な二項対立は早くも失効し始めていた。なのになぜ第二次世界大戦は二項対立構造を引き継いだのだろう。さらには東西冷戦でなければならなかったのだろう。あるいは今なお男か女か、なのか。歴史の必然というのは使い古された言い訳のステレオタイプに過ぎない。人間の業などというのはまったく違う話なのだ。