新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

まさに、Still crazy after all these yearsでした

2009-07-11 21:51:10 | 音楽

サイモン&ガーファンクルの東京ドーム公演 2日目に行ってきました。

感想を1フレーズにすれば、Still crazy after all these years....です。

時の流れに(紙ジャケット仕様) 時の流れに(紙ジャケット仕様)
価格:¥ 2,500(税込)
発売日:2006-09-20

昨日の夜、道を歩いていると、昔の恋人に会った。
彼女はとってもうれしそうで、僕もほほえんだ。
昔のことを語り合いながら、ちょっとビールを飲んだ。
何年もたったけど、やっぱり彼女に夢中なんだな…。
                        (訳:徒然煙草)

ビールは飲みませんでしたけれど、まさしく「Still crazy after all these years」(邦題の「時の流れに」は、「There goes rhymin' Simon」 ⇒「ひとりごと」よりはマシだけど、ちょっと…)の歌詞そのままの感じでした。

随分長いこと(2ヶ月ほど前までは)S&Gの曲は聴かず、ギターを手にとることもなくなった私でしたが、 I am a Rock America Cathy's Song の流れの時は、歌詞は口の中にもごもご出てくるし、コード進行が左手にもごもご出てくるし、涙腺がもごもごゆるんでくるしで、もう…。

   

超久しぶりの生S&G(これが最後かも…)、予想を遙かに上回る素晴らしいコンサートでした
一番心配だったArt(薬で捕まったりしてたし…)の声が昔のまま(CDで聴いていたまま)だったし、PAの音も「これが東京ドームか?」と思うほどかなり良かったし、好きな曲をバコバコ聴けたし、Paulは見た目老けた感じながら(Artよりも老けていた…)ギターもボーカルも元気いっぱいでしたし、そして、二人のハーモニーが最高でした

観客は予想どおりかなり年齢高めで(会場に向かう地下鉄で隣の席に座っていた50代っぽいご夫婦もチケを持ってた)、最後のCeciliaを除けばオール・シッティングのライヴでした。
でも、拍手が熱いし、長い…。曲が終わって舞台が暗くなっても拍手が鳴り止まず、次の曲のイントロが流れ出してちょっと経つまで拍手が続いたりしてました。
しかも、本編の最後とか、アンコールの後は、熱い拍手が五月雨的にスタンディング・オベーションに移行していったのが感動的(次の曲が始まるとみんな座るところが、これがまた素敵だったりして)。

個人的には、大好きな The Only Living Boy In  New York とか Graceland が聴けて、ホント、幸せです。
そうだそうだ、Scarborough Fair のアレンジが、これまた素敵でしたよ

   

私のチケには「A11ブロック」と書いていながら、実はアリーナではなく1塁側内野席だった(S&Gが小さかった)、とか、17時20分頃開演だったものだから開演後1時間半は場内が十分に明るくて、何の用事があるのか場内を行ったり来たりする観客が目についたり(さすがに5万人近い観衆だといろんな方がいらっしゃる)、手拍子に時差が加わって手拍子のリズムがぐしゃぐしゃになったり、近所を走る救急車の音が聞こえたり、開演前に食べたタコ焼きが不味かったりと、東京ドームの宿命のような問題点もありましたけれど、それらをまとめて補って余りある素晴らしいコンサートでした。

行ってよかったぁ~

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いよいよサイモン&ガーファンクルに再会できる!

2009-07-11 14:36:55 | 音楽

いよいよサイモン&ガーファンクルの公演が近づいてきました。
開演予定時刻まであと2時間半、開場予定時刻まであと1時間です。

090799_3_1

コンサート会場としても、また、野球場としても好きじゃない(っつうか、「嫌い」に近い東京ドームではありますけれど、この際、そんなことを云々している場合ではありません。
今回は、かなぁ~り前の方の席ですので、見た目と音の時間差攻撃はなさそうですし、取り外しの効かないバックネットが邪魔になることもなさそうです。

そろそろ出かける準備を開始します!

ちなみに今日は、愛車を定期点検(12ヶ月点検)に入庫させる予定ですので、自動車販売店までクルマで行き、そこから地下鉄で現場に向かいます。

早く洗濯が終わらないかな(現在、タオルケットを乾燥中)…。

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久しぶりに聴いたジャズ・ギター

2009-06-02 22:04:29 | 音楽

昨日届いた雑誌「選択」、伊藤光彦さんの連載「国際アジェンダ考[時の笛音]」の今月のテーマは「ロマ」でした。
ロマ、聞き慣れないことばですが、別の言い方をすれば「ジプシー」です。
10世紀頃にインド北西部を出発点に、今は欧州を中心に800~1000万人が暮らしている「流浪の民」。
最近はどうかよく判りませんが、ちょっと前には、欧州の旅行ガイドには「ジプシーが近くにいたらひったくりに要注意」的な記述があったような気がします。
伊藤さんの連載記事は、様々な迫害にあってきたロマの人たちに、そんな境遇に立ち向かう動きがあること、国によっては相変わらずひどい迫害にあっていることといった内容でした。

この記事を読んでいた私の目を惹いたのは、ドッチー・ラインハルトというジャズ・シンガーが「ドイツNo.1シンガー」として活躍していること、そして、彼女が、あの伝説のジャズギタリスト、ジャンゴ・ラインハルト(1910~53)の孫娘だという記述でした。

さまよう瞳 さまよう瞳
価格:¥ 2,625(税込)
発売日:2008-01-23

ジャンゴ・ラインハルトのことは、私も知っていました。っつうか、CDを持っています。
090602_1_1_2

ジャズ・ヴァイオリニストのステファン・グラッペリとリードをとった「フレンチ・ホット・クラブ・クインテット」の2 in 1アルバムです。
ジャンゴ・ラインハルトは、既に14~15歳頃には人前でバンジョーやギターを演奏するような早熟なミュージシャンでした。しかし、18歳の時、大やけどにあい、左手の中指と薬指が曲がらないという障害を負ってしまいます。
以降、親指を含む健常な3本の指と、曲がらない2本の指で弦を押さえる独自の奏法を編みだし、そして、一流のギタリストに成長したんですと。

ジャンゴ・ラインハルトの演奏を聴くと、そんな障害を負っているなんて信じられません。
まぁ、機会があったら聴いてみてください。凄いです。

   

ところで、ポール・サイモンのアルバム「ポール・サイモン」に収録されている「ホーボーズ・ブルース」というインストルメンタルは、ジャンゴ・ラインハルトの相方だったステファン・グラッペリとの二重奏です。もちろん、グラッペリのヴァイオリン&ポールのギターの二重奏です。

ポール・サイモン ポール・サイモン
価格:¥ 1,785(税込)
発売日:1997-11-25

このアルバムが発表された頃、「グラッペリがサイモンとコンビ結成が?」なんて噂が流れたとか流れなかったとか…。

っつうことで、きょうはこれまで。

あ、そうだ。ドッチーとジャンゴの関係(「孫娘」⇔「縁戚」)とかジャンゴが障害を負った指(「中指と薬指」⇔「薬指と小指」説)について、異説があることを付記しておきます。

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「いったいいつ届くのやら」の続報

2009-05-21 06:47:52 | 音楽

5月18日の「いったいいつ届くのやら」でグチったJeff BeckのBlu-rayディスク「Performing This Week : Live at Ronnie Scott's」ですが、昨夜遅く、amazonから

お客様からご注文いただいた 商品 を本日発送させていただきました。
ご注文の処理が完了しましたのでお知らせします。

というメールが届きました。

Performing This Week: Live at Ronnie Scott's [Blu-ray] [Import] Performing This Week: Live at Ronnie Scott's [Blu-ray] [Import]
価格:¥ 2,553(税込)
発売日:2009-03-31

いやぁ~、待ったなぁ~。

取り急ぎご報告まで。

【追記】きょう、帰宅したら届いていました (09/05/21 23:55)

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いったいいつ届くのやら

2009-05-18 20:59:32 | 音楽

今を去ること1ヶ月半前、amazonにBlu-rayのソフトを注文しました。

ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラヴ [DVD] ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラヴ [DVD]
価格:¥ 4,935(税込)
発売日:2009-03-25

このBlu-ray版のインポートものです。注文した当時のお値段は2,540円
3月30日に注文したところ、すぐさま返ってきた「ご注文の確認」メールによれば、発送可能時期が3月31日で、配送予定日が4月1日~4月3日とのことでした。
ところが、未だにこのBlu-rayソフトは手もとにありません

キャンセルしたわけではなく、何度も何度も発送延期になっているのですよ。

その経緯を記すとこんな具合です。

3/30のメール 発送可能時期:3/31 配送予定日:4/1~4/3
4/6のメール 配送予定日:4/17~4/25
4/13のメール 入荷予定:4月下旬頃
4/23のメール 発送予定日:4/30
5/1のメール 発送予定日:5/14~5/17

そして、きょう(5/18)届いたメールには、

配送予定日がまだ確定しておりません。

ですと。

NHKがBSで放映した「Live at Ronnie Scott's」を録画したのを持っているから、待たされても苦ではないけれど、きょうのメールに載せられたリンク先を見てみると、、、(クリック
中古で売りに出てる…。
しかも価格は4,441円…。
これって、どうよ

メールには

継続して商品の調達に努めてまいりますが、調達不能な場合または入荷数の関係上キャンセルをさせていただくこともございます。

とありますので、「キャンセル」されるまで待ってみます。


続報:09/05/21 「いったいいつ届くのやら」の続編

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S&Gの「未発表ライヴ音源集」ですと?!

2009-04-14 22:36:19 | 音楽

昨日の今日ですが、amazonからのメールによりますと、「サイモン&ガーファンクルの未発表ライヴ音源集」が発売された模様です。

Live 1969 Live 1969
価格:¥ 1,789(税込)
発売日:2009-04-14

1969年の11月に、カリフォルニア、ニューヨーク、デトロイト、オハイオなどで行なわれた全米ツアーからの音源を中心に収録。

だそうで、「Greatest Hits」に収録されている「For Emily…」なんかが録音されたツアーなのかな?と思います。

サイモン&ガーファンクル・グレイテスト・ヒッツ サイモン&ガーファンクル・グレイテスト・ヒッツ
価格:¥ 1,785(税込)
発売日:2003-12-17

「America」が収録されていないのは残念ですけど…。

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クラプトン&ベックに行ってきました

2009-02-22 21:52:51 | 音楽

エリック・クラプトンとジェフ・ベックのライヴに行ってきました

 

Clapton_and_beck 結論から書きますと、ジェフ・ベックにしびれまくりました!

エリック・クラプトンも良かったですよ。アコギも素晴らしかったし、これぞエレクトリック・ギターのお手本!的な演奏も良かったし、ボーカルも(見た目も)渋いし、「やはりクラプトン、いいなぁ~」と思いました。

ですけど、先にジェフ・ベックのセッションを聴いて、続いてクラプトンのセッションを聴いたあと、二人の(伝説になるであろう)競演を聴くと、私の素直な思いとして、「ジェフ・ベックの方が好き」と言わざるを得ません。

クラプトンが「普通にめちゃくちゃギターがうまい人」、ベックは「なんだ?この人?ギター怪人か?」と思ってしまうのです。

これじゃ意味不明なので、別の言い方をすると、クラプトンにとってのギターがあくまでも楽器であるように感じられる一方、ベックにとってのギターは、欲しいと思う音を作り出すための入力装置じゃないのかな、と感じました。もうちょい言い方を変えると、ギターは「弦を弾いてモノ」というだけではなくて、ギターなる物体をどう扱ってでもいいから欲しい音を出す(叩いたりさすったりしてはいませんが)ことを極めてきたのがベックのように思えます。

自分でも何を書いているのか判らなくなってきましたんで、今日はこの辺で止めておきます(ビールが効いてきた…)。いつか考えを整理して書くかもしれません。

 

今日のライヴ、会場に着くと、もう16:30過ぎ(開演定刻まで30分を切っている)で、コラボ関係のグッズはほとんど売り切れていました

まぁ、2回しかやらないコンサート用に、たっぷりとグッズを用意するのはリスクが大きいですからね。

きょうの「さいアリ」は、400LV無しのコンパクトサイズでした。今朝のスポーツ紙によれば、昨日のライヴは「2万人の観衆」だったそうだけど、どういうこと?と、ちょいとググってみたところ、昨日は400LVも有りの「アリーナ・フル・スケール」だったようです。今日は、ステージの左右を若干回り込むくらいの大角度で座席が設定されていましたので、400LVも埋まれば、あながち「2万人の観衆」も不可能ではなかったかしれません。

私の席は、ほとんどステージを真横から観るような場所でしたが、距離的にはステージに近く、双眼鏡(ライヴに持ち込んだのは久しぶり)を使えばクラプトンのアコギがMartin製であることがロゴで確認できました。

ただ難を言えば、周りの人たちが、かなり「書き割り」状態だったこと。(それでも最後はみんなスタンディング・オベーション

まぁ、私の周りの人たちに限らず、「ライヴをノリで楽しみたい」人は少なく、音楽を鑑賞したいと思ってきた人が多かった印象を受けました。それはそれで悪くはない(気持ちは判る)のですが、正直、お尻が痛くなってしまった…。

 

ライヴは17:10頃に始まり、途中2回の休憩(セット変更)を挟んで、終演は20:10頃。

価格的には安くないチケットでしたが、所要時間もさることながら、内容的にも、価格以上に楽しむことができたライヴでしたよ、ホント。行ってよかったです。

それにしても、ライヴ終演から自宅にたどり着くまで約30分というのは、ありがたい…。

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