白鳥庭園内清羽亭での茶会は
「端午の節句」の特別な席でした

席主は尾州有楽(うらく)流 水野宗栄氏
(中央⬇︎)
尾州有楽流は織田信長の末弟
「有楽斎」が流祖で
愛知県犬山市にある国宝茶室「如庵」の作者で有名です
尾張徳川家の初代藩主「義直」は
茶道に重きを置き
織田有楽に学んだということです
尾張徳川家の庇護を受け
「武家手前」として栄えました
この日も武士によるお手前でした




有楽流では
「広間での茶会」では刀の所持が
許されたということで
この日も「帯刀」してのおもてなしでした



茶室では「身分の差なく平等」
刀は預けるもと思っていたので
びっくりしました



最近になり水野宗栄氏が
古文書により
「武家手前の茶法」を継承し、後世に伝えるために
奮闘されていらっしゃるとのことです

茶菓子としてのちまきの食べ方も
指南していただきました
(かぶりつくわけにはいきませんものね
)


床の間の花は「花菖蒲」

飾り物は鯱をかたどった木彫りの「香炉」
有楽流は徳川家のお墨付きですから
御紋が許されています

白鳥庭園の茶会は各流派
いろいろ学ぶことが多くて楽しみです♪
次は「紫陽花茶会」
令和6年6月15日(土)、16日(日)
各一席800円
10:00〜15:45まで七席あります
(一席20名)