ミツマタの花を見に行った週末は
庭園内の清羽亭で
花見茶会が開かれていましたが
あいにくの雨で来場者も少なそうでした
大広間では
岐阜県の郡上本染の展示が見られるとのこと。
せっかくなのでいただくことにしました。
イワヤツデ(左)とアセビ(右)
郡上本染とは江戸時代から続く日本伝統の正藍染です。
天然藍は使うほどに藍色から青色へと変化し
「ジャパンブルー」として
海外でも高い評価があるそうです。
(お値段も高いですが)
渡り廊下を渡って立礼席の茶室へ移動します。
紅白の桜の木が見えます。
3時15分からの最終組は6人だけでした。
外国人グループ
(オーストラリア人1と中国人2)
私たち夫婦と男性1人
掛け軸は「一陽来復」
意味は「冬が去り春が来ること」
転じて、「悪いことが続いた後、ようやく幸運に向かうこと」
"コロナが終息に向かう願いを込めて"ということでした。
これも郡上本染です。
先生お二人も郡上の方でお話上手。
郡上の美味しい湧水「宗祇水」(そうぎすい)から
郡上踊りのお話・・・
ビデオもカメラもOKとのことで
中国からの女性はお点前をビデオ撮影されていました。
お菓子は郡上の銘菓その名も「宗祇」
お茶はとってもまろやかでした。
オーストラリアの方は日本語で
オーストラリアでは抹茶はダイエットとして人気あるから
抹茶スイーツや抹茶アイスクリームなどダイスキ
みんな食べ過ぎて太ってます
な〜んて笑わせてました
イベント最終日
最後のお茶席ということで
なんとも和やかな雰囲気でした
郡上からの藍染関係者の皆様
お疲れ様でした。
市民茶会は手ぶらでOKですが
予約制の正式なお茶会は
やはりお着物かジャケット着用とあります。