前回の続き。。。
「今日やれることは体が許す限り
精一杯やるという気持ちで生きています。」
と書きました。
これは厳しい白血病の治療の中で
「明日が来るとは限らない」という
究極の地獄を体験したからこそ得たものです。
昨日はそれが裏目に出て辛かったです。
こんなこともあるんですね。
----------------------------------------
フラの教室で今年度のリーダーさんを決めるにあたって
現リーダーさんたちがいきなり私の名前を挙げて
いつも一生懸命で熱心だからあどちゃんがいい。
(フラではみんなちゃんで呼び合っています。)
もう、心臓が止まる位びっくりしました
だって私まだ入って2年たったところですよ!
5年も6年もやっていらっしゃる方で
まだリーダーしていない方が5人もいるのにですよ!
こういうのなんとか言うんですよね!
そう、無茶ブリ!!!
白血病って見た目には全く元気そうに見えるけど
体の中はボロボロなんですよね。
移植から7年たったと言っても、私の場合
毎朝、抗がん剤を飲んで再発を抑えています。
そのため副作用もあって免疫力が弱く疲れやすいです。
私は教室で踊るだけと思って
リハビリのつもりで習い始めたのですが
フラはイベントが多く1日仕事になる事もあります。
そんな時、リーダーさんは引率や新人さんのケアをしなくてはなりません。
いずれ、順番が来たら私も引き受ける覚悟が必要ですが
今回は丁重にお断りし、教室開設当初からの大先輩が
してくださることになりました。
あまり、張り切ってがんばっていると
こんな誤解されることもあるとショックでした
本当に元気なら、こんなこと何でもないことなのですが
私は病気に負けないという気持ちだけでがんばっているんです。
人には私の病気が見えないし、見せているのは私の元気な気持ちです。
普段あまり弱音を吐かない私ですが
心と体のバランスがとれない自分が悲しくて
家に帰ってから涙がポロポロ出ました。