阿賀野市ブログ応援隊

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石船戸遺跡、考察

2014年04月07日 | 歴史

   

阿賀野市の石船戸遺跡入り口の写真と、水原ふるさと農業資料館で展示中の遮光器土偶。 展示室でもらった資料を読むと、面白いことがわかります。

 約3千年前のこの時代も、人は首飾り(ネックレス)やピアスをしてオシャレをしていたようです。糸魚川市で採れる翡翠(ひすい)の玉類もあります。緑色の石が好まれていたようで、遠く離れた糸魚川市から入手したようです。又、石棒の石は阿賀野市の地域では採れない石で、宮城県・岩手県・埼玉県・群馬県産のようです。3千年前も人々は交流があったのですね。

 この時代の流行色は赤と黒だったようです。今も赤と黒のデザインがあります。今と同じです。

 石船戸遺跡のすぐそばに阿賀野川が流れていたそうです。中潟~百津町へのこの道路の段差、約2~3mありますが、これが阿賀野川の堤防だったそうです。係りの人が、そのような説明をしてくれました。出土した土製の重りは、網を使って魚とりをした証拠だそうです。

 狩りをするための、槍の先につけた石鏃(せきぞく)には柄の部分に装着するためにアスファルトがついているそうです。アスファルトは旧新津市の新津丘陵でたくさん採れたそうです。新津市まで歩いて行き、槍に矢じりをアスファルトで接着作業をしていたのですね。なんと頭がよく、行動的なんでしょう。遺跡というものに関心がなかったのですが、人々の生活と合わせて想像すると楽しくなります。 皆さんも資料館に足を運ばれませんか。  管理人

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