エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#心の響きを取り戻す

2023-05-04 11:27:32 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの
 
#仲良し動物家族

 #2度生まれ #実感話し言葉出来事が一致する時 #お母さんは特別? #エリクソンの祈り #神の国は目の前にある #化け物 #大江健三郎さんの講演 #言葉......
 

「発達トラウマ障害 Enpedia」

は、内閣府情報調査室が情報操作をしているだろうGoogle検索ではなさらず、

MSN検索、あるいは、 Bing検索にて、ご参照ください。

としましたが、1日で、MSN検索、Bing検索にも、内閣府情報調査室が施したであろう、情報操作が入りました。

それだけ、「発達トラウマ障害 Enpedia」の真実が大事。

 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『粗末にされたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』 は,翻訳が終わりましたが,印象的な言葉を適宜拾ってみようと思います。

 p.124から。

 

 

心響かせ合うことを取り戻す

 

 心響かせ合うことを取り戻すことこそ,発達トラウマ障害のセラピーの基本であるばかりではなく,あらゆるサイコセラピーの中心課題ではないか と私は考えますよ。

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#お互い様

2023-05-04 10:56:40 | エリクソンの発達臨床心理
 
#一番下から見る創造

 #子どもに付け込む親たち #小悪魔の現実 #1984 #安倍晋三首相のコロナ対策の特色   #聖書の言葉 #単独者の恵み #恵みの私 #聖書の言葉 #1......
 

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   Childhood and Society 第3章  p.126 第2パラグラフから。

 

 

 子育てがバラバラで,経済的にも,スピリットの面でも,子どもの世話が良くできないことは,人との関わりに無関心が蔓延らせることになるとしても,こんな根っからの無理解に出くわすことは,ゾッとします。根っからの無理解って,理解してもらえなかった頃の遺物とは考えらせません。ウィーラー大佐は,スー族の人たちが征服者であって,教育者ではないことを知っていたわけですが,インディアン程家族が大好きな人種は、この世にいない,とは信じませんでした。」 誰が正しいんでしょうか? スー族を征服した将軍が、おセンチになりすぎたんでしょうか,それとも,古臭い教育者の皮肉が効きすぎだったんでしょうか?

 断固たる意見は,ひそかに生み出される場合が多いんですね。「夜尿症が一番ダメだね」と,インディアンの混血の男の教員が言いました。「でも、俺たちインディアンは,女がいる場合は,夜尿症のことは口にしない決まりなんだ」と付け加えました。その男の教員が感じていたのは,適切なトイレトレーニングができていないので,インディアンの教育の問題の最たること(夜尿症)が起きるんだ,というわけです。白人の従業員は、最悪なのは別の問題です,と言いました。インディアン保護局の医務官の機密の言葉を引用して,「インディアンは、自慰行為を子どもにやらせるばかりか,そのやり方まで子どもに教える始末だ」と言いました。その男の教員は,マスターベーションのやり方を親が子どもに教えているのが,問題の原因だとしましたが,インディアンのいる前で,その話を進んでしようとはしませんでした。事実の限りにおいては,夜尿症も自慰行為も,寄宿舎のある学校や里親に比べて、インディアンの学校で多いわけではありません。実際に、自慰行為は憶測にすぎず、幼い子ども以外に自分に触れているのを見た者は誰もいません。面白いのは,「人が抱く実感」は,最も腹立たしく,最も人目につかない,赤ちゃんの時の育ちの場と結びついている不平不満をきちんと記しておくことですが,西洋の子育てですし,赤ちゃんの時の育ちの場は,心から自由になるものが注目しています(赤ちゃんの時の育ちの場は、性的に成長する以前の所で議論します)。

 白人で,教育に携わる者は,子育てのに関わるあらゆるやり残しを気にします。例えばインディアンの親は,小さな子の下の世話を全くしません。これは、一番悪意に満ちた,一番目に余るお勤めです。たほう,インディアンが,幼い子どもは大目にみて,年上には文字通り残忍に対するものですから,白人が能動的に子育てすることを,破壊的で,故意に子どもの気持ちを殺ぐ一番ダメなやり方だと見なしました。白人が子どもを世間に大急ぎで送り出すために、子どもらを世間から引き離している、とインディアンの人たちは見なしたんです。「白人は,赤ちゃんが泣くように教えるんです」と,インディアンの女性が義憤に駆られて言ったのは,連邦政府が作った病院では,母親が子どもと衛生的に離れ離れにされるのを見て知った時でした。特に,政府の看護師や医師が、「真っ赤になるまで赤ちゃんを泣かせとくのよ」、というのを聞いた時でした。孫の誕生を願うインディアンの老婆たちなら、それは、ユダヤ人みたいに嘆きの壁の前で静かにむせび泣くように、むせび泣くことになったろうに。インディアンの人たちは,国を滅ぼされてしまったからです。しかし,学のあるインディアンの人たちならば,お金をかけて子育てをすることは、国が根こそぎになる悪魔的な所業だということを言わなかったでしょうね。悪魔的な所業を超えて,インディアンの人たちの方にも,白人らはインディアンの子どもらを殺したがっている、という奇妙な評価があったのも事実です。インディアンと白人が出会った最初から,白人に対して一番嫌いな習慣は、子どもが従うまで打つ習慣があるとインディアンの人たちは見なしました。インディアンの人たちは、「梟が来て、浚われるよ」と言って,子どもを怖がらせるだけです。あるいは「白人が来て、浚われますよ」でしょう。何がぶつかり合いを終わらせ,何がぶつかり合いを終わりなき者にしているのか? それは,インディアンの人たちには,お互い様、皆目見当もつきませんでした。

 

 

 白人もお粗末な点がありました。インディアンの人たちにも、自分らの課題を解決する見通しがなかったようですね。

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#中心軸を育てている人

2023-05-04 10:23:40 | エリクソンの発達臨床心理
 
#真の理解 #味方 と #傍観者

 #偉大な気分 #チャンス到来 #お母さんの特性?  #お化けだらけのニッポン #EMDR と #脳 ジュリアンの気持ちが安定するのはね    宇宙に対す......
 

「発達トラウマ障害 Enpedia」
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 Toys and Reasons『おもちゃ と 賢慮』 

 p.49 第2パラグラフから。直前も少し残しつつ。

 

 

とっても大事な最初の「2人のお勤め」は,お母さんの顔という「目印」を見ると,生後12週くらいの赤ちゃんが当てにして湧き上がる微笑みが最高の栄誉となりますし,とっても大事な最初の「2人のお勤め」そのものが,赤ちゃんだけしか伝えることができない,お母さんが認めても貰いたいと願う願い(レコグナイズという言葉のあらゆる意味において)を実現する点で,隠されたスイッチです。と申しますのも,微笑む赤ちゃん(生きる上で確かな訳になりますが)には,大人が認められ新鮮にされたと感じさせる力がありますからね。

 そして,いつものように、ピアジェさんのお出ましです。『子どもの中で現実が組み立てられること』では,ピアジェさん曰く,「永続する物体で作れた子どもの一つの世界は,因果関係で支配されています。…因果関係で支配された世界には,滅びも復活もありません。ですから,この世界は,安定した外部世界ですし,内なる世界とは違って,他の人たちが使っている言葉の中から,特定の呼び名で当人が自分自身を位置づけます。」とのことです。ピアジェさんの話の中頃に,ピアジェさんは「理性」の人なのに,急に実存的な言葉「滅びも復活」という言葉が見つかりますでしょ。それを生かしてもいいですよね。なぜならば,ここでお示ししていることは,人間にはスピリットを満たす必要が根源的にある,からでしょう。あるいは、もっと平たく申し上げれば,ここでお示ししたことは,私ども人間が見て分かったことを「身に着ける」ようになったことに,意味を与える(訳注:ほんとにそうだね、アーメンだねと心底思い知る)実感にとってだけ根源的だから,というばかりではなく,見通しがあるところにある居場所で,生涯にわたって,相手とピッタリ一心同体になることだけが,(訳注:唯一の)確かな手ごたえとして,繰り返し確かめる希望に満ちた想像力にとっても根源的だからでしょう。つまりは,自分は生き生きした暮らしの中で中心に居て善いのであって,端っこで無視されるのではないのですし,自分から関わって,やりがいがあるのであって,モジモジして,どうしていいのか判らない ではないし,見守られているのであって,オドオドしたり,感覚が奪われたりする わけではありませんし,選ばれて,救われたのであって,見過ごしにされ,見捨てられたのでもありません。ここにあることすべてが,意識の明確な始まりの中で,心の奥底に幾重にも積み重ねられていることなんです。意識の明確な始まりには,どんな言語を話していても,意識が明確な始まりますと「私」と言いますし,あらゆる宗教で,救われて,すべての関係が始まる中心軸があると体感して感激する見通し求めるのが,目覚めた意識なんです。もしも,顔と顔が向かい合う光が,ルネ・スピッツやわが奥方のジョアン・エリクソンが触れているように,宗教的なイメージを連想させるものだとすれば(たとえば,聖母マリヤが顔を傾けで,御子キリスト・イエスと一心同体になった光のように),顔と顔が向かい合う光こそが,神を信頼するはじめ,といってよいでしょう。神を信頼するとは,その神の光をまとって「目覚めた私」が善いぞとする中心軸の私【訳注:キリスト】があると信頼することなんです。この神を信頼するはじめは,カリスマのある指導者を人が求めることになる、元にもなり、しかも、人の運命を左右することにもなります。

 人との繋がりを心理的に申し上げれば,私が問いを持っているのは,希望のはじめは…,根源的信頼と根源的不信が赤ちゃんの時に心の根っこでぶつかり合うところから生まれるのではないか?ということです。この最初のぶつかり合いは,この後に続くぶつかり合い全てと同様に,(訳注:その時期を過ぎたからおしまいというのではなくて)生涯にわたって、繰り返し心から自由になる(訳注:契機になる)んです。それでは,ピアジェさんの「滅び」については,どうなんでしょうか? 心響かない者は,(訳注:たとえ、母親でも)心根では信頼しそこなうことは,どうなるんでしょうかどうなるんでしょうか? 心響かない者は,(訳注:たとえ、母親でも)心根では信頼しそこなうとは,お母さんが顔を背けてしまうのではないかと心配したり,なかなか相手をしてくれず,全く心響かないようになったお母さんを思い出しただけで不安になり激しい怒りがこみあげてくることです。こうして,手ごたえのある実感がなくなってしまう恐れがあるんでしょうか? スピッツさんは,初期の著作で,「8ヶ月不安」を提唱しています。「8ヶ月不安」では,赤ちゃんは,見知らぬ人に対して、“しかめっ面“で,あるいは,“泣きわめいて“ 対します。私どもは笑って,「おバカな、赤ちゃんね」と言って,赤ちゃんの信頼を復活させます。しかしながら,未知なものに対する愚かな思い煩いは,自分と関わりのないものに対する最初の経験ですし,恐れと激しい怒りがないまぜになったものでもあります。この恐れと激しい怒りがないまぜになったものは,その後の人生でもしつこく残り,様々な関係を激しく怒るようになります。思い煩い思い煩いこそ,大人になった時に、それゆえに,見慣れた人に見捨てられ,圧し潰されたまま捨て置かれると心配することです。すなわち,悪魔に睨まれている恐怖ですし,良き力ある者もおらず,神のご好意もなしに,宇宙でたった一人になるかもしれないとひどく怯えることです。

 私ども臨床家は,ここで申し上げた「滅び」のようなものに身をもって遭遇する場合があります。「滅び」のようなものが始まるのは,大事な心の栄養が枯渇する時です。心の栄養がないのは,赤ちゃんの時に,心響く味わいがないからです。心の栄養がない患者さんは,私ども臨床家から,日々、刻々と,「復活」を欲しがります。「復活」とは,心病んだ子どもは、思い切って,人から大切にされ,人も大切にすれば心が荒れ果てることもないし,大事な相手に殺されることもなければ,大事な相手を殺すこともない、ということです。こうして、私どもは〈私〉は弱いと身に沁みて分かりますし,だからこそ,畏敬の気に包まれた者は,全てが許されている中心軸が与えたもう御言葉を語るみたいに,イメージに満ちた言葉を話すことが身に着くんですね。この中心軸は、ドイツ語では、「視座」と呼びますね。この「視座」となる中心軸は,私どもが確実だねと思っている事実の総体を超越する包括的な視座が真実なことを教えてくれますし,私どもの志を調和のあるものとするのに役立つはずの,いろんな人が加われるやり取りを求めることにもなりますね。

 

 

 こういった中心軸を育てたいものですね。

 中心軸を育てている人になりたいものですね。

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#光の輝き

2023-05-04 08:18:13 | 聖書の言葉から
 
#祈ると顔も変わる

 #聖書の言葉 #お祈り効果 #2重の人間   #毎日礼拝  #日曜礼拝と共依存 #形ばかりの礼拝 #ウソとゴマカシと言い訳の人生 #不自由上下諍いの円満......
 

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生きているのに
死んでいるあなたへ

今朝も本田哲郎神父の言葉から。

 

 

何を語り 何を行うにせよ

 

すべて主イエスご自身を身に帯びる者としてふるま…(っ)てください

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#信頼する者の心得

2023-05-04 07:44:02 | 聖書の言葉から
 
#大事に大事に

 #聖書の言葉 #修行に徹する #聖書の言葉 #単独者の恵み #聖書の神様は女性  #エリクソンの祈り #神の国は目の前にある #化け物 #大江健三郎さん......
 

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生きているのに
死んでいるあなたへ

今朝も宮田光雄先生の言葉から。

 

 

教会の行う運動とは第一に

 

1つの力強い出発です

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