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インターメッツォ: 神の約束と、母親の献身毒素を振りまきすぎのルター ギャンブル依存症と「ウソのない生活」 ギャンブル依存症。日本には536万人以上の患者がいるそうです。「クローズア......
Young Man Luther 『青年ルター』 p.115の第4パラグラフから。
お互いに認め合いたいと探し求めること,すなわち,顔と顔と向い合せたいと探し求めることは,ルターの宗教(訳注:キリスト教)とあらゆる宗教のおいて,私どもが,独りぼっちの若者の最深欲求に繋がる重症のホームシックを理解したいと思えば,考えなくてはならない1つの側面です。真実に愛し合っている2人は,このことを知っていますから,セックスで一心同体になる中で,自分がなくなるのを恐れることを,後回しにすることができますが,それは,2人ともがそれぞれ,相手の一目(訳注:相手の閃き,でもある)の中で,自分が一層確かにされ得るためでしょう。お互いに肯定しあうことの中で顔をじっと見ることができないというのは,どういう意味なのかは,若い患者さん達から学ぶことができることです。その若い患者さん達は,もっと幼いいくつかに舞台に退行しても,セラピストの顔を好きになれず,見ることもできない患者さん達で,ゾッとするほどオッカナイ2つの眼の中で,自分がバラバラになり,自分がボロボロになって,少しも生きている気がしなくなっているんです。1人の若い患者さんが,何十人もの若い女性の顔を描いたことがあります。その若い女性の顔は,割れた花瓶のようにバラバラで,枯れた花のように萎れて,険しくて頑固な目をしていて,あるいは,無情にも明滅しながら遠ざかる星みたいな目をしていました。その若い患者さんは,一つにまとまった健康な顔を描き上げた時初めて,自分が治ったことが判りましたし,自分が絵描きなんだと判りました。このような症状(心がバラバラになった患者が,バラバラな女性の顔を描くという症状)を研究し,セラピー場面で治っていくことに立ち会うたびに,こういう患者さんが,生後半年~生後1年の間にある舞台に部分的に退行し,母子が,思いも気持ちも一致することで初めて手に入れることができるもの,すなわち,馴染みのある(訳注:母親の)顔に気づいて,母親の顔が目の前にあるときには,自分が大事にしてくれてるんだと感じて嬉しくなる歓び,それに,母親の顔がしかめっ面の時には,認めてくれない,と感じて悲しくなる悲しみを,さらには,未知なる顔を見て怖くなる怖さをだんだんと克服する,ということを,もう一度,取り戻そうとしている,ハッとするような事実の意味を初めて確信することができますね。
座間の事件の容疑者がほしかった顔は,本当は,死人の顔ではありません。
優しくて,温もりのある声の言葉をかけてくれる,微笑みをたたえた顔です。それは,子どものために,我を(自分の利益を)忘れて,関わってくれる母親の,教員の,友人の顔です。
我を忘れて関わってくれる顔の人の生き方,その関わりをしてくれる生き方が,キリストが受け身の立場に立つ生き方であり,正しい生き方です。
この絵描きと気づいた人は,おそらく,エリクソン自身だと感じます。
エリクソンは,顔と顔を見つめ合うこと,認め合うこと,という日常的な客観的事実の中に,超越があることに,気付かされたから,絵描きであることを超えて,人並み外れた,セラピストになれたわけです。
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