エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

胸が締め付けられるより、肩こりの方がマシだ

2015-11-03 06:49:56 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
特定の価値を選び、その価値のためには損も覚悟
  人間相手の仕事には、信頼がなくてはなりませんよね。 p116下から5行目から。    &nbs...
 

 

 自分の身体が感じることにとどまることそのものが、大きな知恵です。

 ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.211の第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 身体の動揺がチョクチョク変わるという事実を意識しさえすれば、私どもは不愉快なことも我慢できます。胸が締め付けられたって、息を深く吸ってから吐き出せば、気持ちが和らぎますし、何かが変わったこと、肩こりかもしれませんが、分かるかもしれませんよね。一回深呼吸すればどうなるかをよくよく見ることができれば、胸が広がること(楽になること)に気付きます。いったん、「確かに落ち着くなぁ」だとか、「これって面白いぃ」と感じたら、肩こりに戻ることができるようになりますよ。「どうも肩が張るなぁ」という記憶が自然によみがえったって、ビックリしちゃいけませんよ。

 

 

 

 

 

 肩こりって、厄介ですね。肩をマッサージしても、肩こりが止まないことがあるからです。「ためしてガッテン」を見てましたら、しかし、生理食塩水を肩の患部に打てば、あっと言う間に肩こり解消をするのに、ビックリしましたよね。

 胸が締め付けられる様な記憶って、もっと厄介でしようそんなことは思い出したくもありません。でも、深呼吸1つすれば、胸が締め付けられるようなことも、肩こりに変わることが分かれば、もう心配ご無用です。

 

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