人間相手の仕事には、信頼がなくてはなりませんよね。
p116下から5行目から。
信頼するためには勇気、すなわち、自分が損をする覚悟、痛みと失望をさえ受け入れる心構えが必要です。安心と安全を、第一の生存条件としているようでは、信頼することなどできません。守ってくれるものの中に自分を閉ざしている人なら誰でも、安全地帯と財産が自分の守るすべになっているところでは、囚人も同然です。人を大事にし、人から大事にもされるためには、勇気が必要です。その勇気とは、特定の価値を究極的な価値と認める勇気です。それと同時に、思い切ってその価値に自分を委ね、その価値にすべてを賭けてみる勇気でもあります。
自分を信頼し、他者を信頼するためにも、人を大事にし、人から大事にされるためにも、勇気が必要です。その勇気は特定の価値を認める勇気であると同時に、本気で、損も覚悟して、その価値に賭けてみることです。
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