エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#現実の政治の限界

2022-08-21 06:58:14 | エリクソンの発達臨床心理
 
#聖書の言葉 #思いやりの心 またまた

  #聖書の言葉  #単独者の恵み  #歓び漲る生き方「発達トラウマ障害 Enpedia」をご参照ください。生きているのに死んでいるあなたへ今朝も,ジェー......
 

「発達トラウマ障害 Enpedia」
は、内閣府情報調査室が情報操作をしているだろうGoogle検索ではなさらず、

MSN検索、あるいは、 Bing検索にて、ご参照ください。

としましたが、1日で、MSN検索、Bing検索にも、内閣府情報調査室が施したであろう、情報操作が入りました。

それだけ、「発達トラウマ障害 Enpedia」の真実が大事。

 

 
 Toys and Reasons『おもちゃ と 賢慮』 
 p.28から。p.27の下から10行分も残しました。
 
 
 
 
 
…実に素晴らしいことは,ウォルター・リップマンが50年前に,すでに次のような指摘をしていることです。
 
「実際に身の回りのある環境は,大きすぎますし、複雑すぎますし,つかの間過ぎますから,身の回りに起きていることを直に手に入れることなど夢のまた夢です。その環境の中で活動しなくてはなりませんが,その環境に対処する前に,その環境を扱いやすいモデルに則って組み立て直さなくてはなりません。世論研究者がしなければならないのは,活動の場と,その活動の場を人がどう感じているのかということと,活動の場でうまくいくイメージに人間がどう応えるのか という3項関係をよくよく考えることでしょう。」
 その上で、ウォルター・リップマンは,政治評論家として,次のように結論付けておりますが,その結論はリップマンの能力をはるかに超えていると,言えるかもしれませんね。リップマンのこの結論のおかげで,私どもは試みるだけの価値がある飛躍をしたのでしょう。
 
「ウソがあらゆるところに広がっています。ウソは幻を見ることから,科学者が概略図モデルを完全に意図的に用いることまで、世の中に広まっています。人間どもが全てを説明できるということそのものが,人間どもの誤れる環境や,世界に対する誤れるイメージが,思考や感情や行動の決め手になる証拠でしょう。」
 
 この引用の最後の部分が示しているのは,よくよく考えるべき範囲がとても広い,ということですが,その前に引用したいろいろなコメントはすべて,政治生活を体験できるのは,政治を最も身近で見てきた者ですし,政治を身近に感じてきた者だ,ということです、ただ,その政治活動の舞台は,国の夢は言うに及ばず,見通しとは違いますし,「実感のある」現実には,悲しいかな,及びませんけれども。
 
 
 
 
 政治が,見通し・夢とは異なり,実感のある現実からかけ離れている…。
 洋の東西を問わず、政治の世界の悲しき現実です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« #神の愉快なパルティザン 再び | トップ | #子どもに人気がある »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿