エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ:神様のしつこさ

2016-09-09 04:53:16 | 聖書の言葉から

 

 

 
負の傾向が早まっている日本
    私どもは、どういう価値にfidelity フィデリティ 「損得を超えて、忠実であること」になっているか? いつも問い続ける存在でありたいものです。 The ......
 

 今朝も、岩手県大船渡市で、山浦医院をやっている山浦玄嗣(はるつぐ)さんの言葉から。『イエスの言葉 ケセン語訳』から7日目。聖書も、翻訳が実に大事なことがお解かり頂けたかと思います。

 

 

 

 

 

 

 ギリシャ語の命令形には2つの種類があります。

 文法書には「現在命令」「アオリスト命令」という名で呼ばれていますが、…、現在命令というのはその動作を継続して実行することを要求する命令で、アオリスト命令というのはその動作をひとくくりにして一回性のものとして要求するものでした。それでそれぞれを継続命令単発命令と名づけることにしました。…

 日本語でもケセン語でも工夫によって継続命令をきちんと訳すことができます。

 

 ▼願って、願って、願いつづけろ。そうすれば、貰える。

 探して、探して、探しつづけろ。そうすれば、貰える。

 戸を叩いて、叩いて、叩きつづけろ。そいすれば、戸を開けてもらえる。

 誰であれ、願いつづける者は貰うであろうし、探しつづける者は見つけるであろうし、戸を叩きつづける者は開けてもらえる

 

 これこそ人生だと思いませんか。人生にはしつこさが肝要です。

 …

 神さまのお取り仕切りに参加するには、このしつこさが必要なのだと、イエスはしつこくしつこくいっているのであります。

 

 

 

 

 物事を成し遂げるためには、繰り返し、諦めない態度が必要だ、という当たり前のことですね。

 聖書でも、この当たり前のことを、信頼することと結びつけて、言葉にしている、という訳ですね、

 

 

 

 

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