発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.154の、第3パラグラフから。
トラウマは、ネグレクトされたことに由るものも含みますが、故意であっても、故意でなくても、ストレス反応のシステムに過剰な負荷を掛けますから、自分で自分をコントロールできなくなりますし、発達トラウマ障害(DTD)の子どもたちの治療は、安心・安全な雰囲気で始めなくてはなりません。発達トラウマ障害の治療は、見通しがあり、大事にされる関係でやるのが、一番容易で、一番効果的です。
発達トラウマ障害(DTD)治療の基本中の基本ですね。でもね、このブルース・ペリー教授の指摘には、足りないところがありますね。それは、プレイフル playful、陽気で楽しい、という点です。
ですから、正確には、次のように言い換えることができます。
発達トラウマ障害(DTD)の治療は、陽気で楽しい雰囲気と見通しがあり、大事にされる関係でやるのが、一番容易で、一番効果的です。
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