ルターは、気が付いたら、大嫌いな父親みたいでした。
Young Man Luther 『青年ルター』p.236の第2パラグラフから。
ルターは、ルターの家族にとってもやりすぎでした。1人の義理の兄弟は、ルターに「『過剰な負担を求める預言者』にでもなりたいのかね」と尋ね、ルターを「臆病者」と難じました。しかし、この非難は見当はずれでした。ルターが小作農らに反対する小冊子を書いたのは、まさに、小作農たちが、道路工事の蒸気ローラーのように、ルターに迫っていた時でしたし、ルターが諸侯たちにおもねることを拒否したのは、ルターが諸侯を一番必要にしている時でした。
ルターは素直に見えません。反抗的ですね。苦しい時に、その苦しみが増すような行動を自らするのですからね。友人たちや親せきも困惑したでしょうね。義理の兄弟が「やり過ぎ」といったのも、当然です。
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