エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#ピカイチのギフト #ピカイチの気高さ は #ピカイチの毎日礼拝 #からのみ

2019-08-14 07:14:10 | エリクソンの発達臨床心理
 
#間に立つ  #反抗の顔 #敗北の顔 #母親が赤ちゃんの上に立つ結果 #母親が赤ちゃんよりも自分の気持ちを優先した結果
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「発達トラウマ障害」Enpedia

をご参照ください。


 不思議な声が,またまたまた聴こえましたので,
identity and the life cycle p.109 10行目途中から。

 6回目の翻訳のし直しです。

  聖書の神様の圧倒的で寂静の,跳び上がりたくなるような歓びを伴う,導き。

 

 

 

 (訳注:エリクソンが知る限りでは,フロイトさんが一度だけ使った時には),「アイデンティティ,毎日聖書の神様と一心同体になること」という言葉がハッキリと示しているのは,裏表のない全うな人が,(訳注:聖書の神様と切っても切れない絆を毎日生きてきた)特別な歴史に育まれたユダヤ人が併せ持つ,あのピカイチの気高さと繋がっている,ということです。しかし,「アイデンティティ,毎日聖書の神様と一心同体になることという言葉が同時に示しているのは,裏表のない全うな人が,その人ならではの育ちをする土台とも関係します。と申しますのも,「聖書の神様の命が一巡する時空に,礼をもって自分から入っていく,という代価を払って毎日礼拝を礼拝する,ピカイチの礼拝」を毎日して不動にされシャローム平和になることが,フロイトさんご自身の命が,聖書の神様の命が一巡する割り当てを生きることになる程,とても大事だからです(エリクソン,1954)。このように,裏表のない全うな人中心軸の自分において,聖書の神様と一心同体になることが,仲間の魂が,聖書の神様を思い出して祈ることに依って立つ,という物の見方,一体になること,こそ,いまここで,体得底で身に着けることです。と申しますのも,1人の若者で裏表のない全うな人が自分らしく一番成れるのは,この若者で裏表のない全うな人が仲間の人たちに,一番本音で一番本気に関わる時だからです。そのとき,他の仲間も,その1人の若者で裏表のない全うな人に,一番本音で一番本気に関わるようになりますから。アイデンティティ,毎日聖書の神様と一心同体になること」とは,互いに大切にし合うことです。

 

 

 

 

 

 この善い例が,大江健三郎さんの『人生のハビット』に出てきます。それは,隅谷三喜男先生と,森安信雄医師が,「穏やかな上品さ」という,人格全体に深く根を下ろした,ピカイチの気高い心の習慣の点で一致していることでしたね。そして,2人とも,人格的な不動のピカイチの気高さがあると同時に,心からの優しさを人にプレゼントすることができる人格でしたでしょ。

 このように,心理学の教科書やエリクソンのライフサイクル心理学の解説書に書いてある「アイデンティティ」は,ほぼ全てが間違っています

アイデンティティという言葉は,キッパリと言えば,目覚めた人が,毎日シャローム平和を作り出す人生の習慣(人生のハビット)の中で,聖書の神様とも,目の前の相手とも一心同体になることができるように聖書の神様(あるいは,阿弥陀様,ないしは,アッラーの神様)からだけしか頂くことが不可能な,ピカイチのギフト互いに大切にし合う関係を意味します。

 聖書の神様の圧倒的で寂静の,跳び上がりたくなるような歓びを伴う,導き。

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