エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#自己愛 と #人類愛 #声に聴き従う者

2019-06-30 08:55:27 | エーリッヒ・フロムの真まこと(の行い)
 
#信頼 #キリスト母親赤ちゃんと一巡 #いつまでも残る宝物
 エリクソンの叡智:  #アクチュアリティ #カイロス #永遠のいま #温もりに満ちたやり取り    発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆g......
 

 

「発達トラウマ障害 Enpedia」
 をご参照ください。

 不思議な導きの中にある,まとめ学習の都合により,エーリッヒ・フロムErich FrommのThe Art of lovingから,p.58の後半のパラグラフから。

 

 自己愛に関する様々な考えは,マイスター・エックハルトが自己愛について語っていることを引用するが,一番善いまとめになるでしょう。「皆さんが自分を心から大切にすれば,自分以外の人類皆を,自分を心から大切にするように,心から大切にするようになりますよ。1人の人を,自分を心から大切にするように,心から大切にする限り,自分だけを心から大切にすることで,ことが収まるはずがありません,むしろ,自分も含め,人類全部をおんなじに心から大切にするならば,人類皆を1人の人として,心から大切にすることになりますし,その1人の人は,聖書の神様であると同時にただの人でもあります。このようにして偉人にして義人は生まれますが,偉人であり義人である人は,自分自身を心から大切にすると同時に,人類みんなを平等に,心から大切にします」。

 

 自己愛は,本来なら,人類愛に発達します。

 しかし,今のニッポンみたいに,心と手と時間を赤ちゃんのために惜しみなく使う母親が皆無に近い場合,自己愛が自己愛のまま,自己中のまま,ペストのままです。

 心と手と時間を赤ちゃんのために惜しみなく使う母親がほぼ皆無なのは,聖書の神様,仏陀,アラーの神,宇宙の法則,真理,ダルマ…に畏敬の念を失って,その声に聴き従う人生の習慣がないからです。

 ニッポンでは,自己愛というベストが,発達トラウマ障害というペストをニッポン中にまき散らしてしまっています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« #聖書の言葉 #単独者の恵み... | トップ | #発達トラウマ障害 #生きて... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿