エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#乗り越えるのが困難な分断線

2023-12-25 07:35:11 | エリクソンの発達臨床心理

#スピリットの力

  #土塊からできた私 #光の業績 #正しくしなくちゃという気持ち                       #敵と壁の効用 #勝手気ままな悪の温床 #......


「発達トラウマ障害 Enpedia」
は、内閣府情報調査室が情報操作をしているだろうGoogle検索ではなさらず、
MSN検索、あるいは、 Bing検索にて、ご参照ください。
としましたが、1日で、MSN検索、Bing検索にも、内閣府情報調査室が施したであろう、情報操作が入りました。
それだけ、「発達トラウマ障害 Enpedia」の真実が大事。 
 Toys and Reasons『おもちゃ と 賢慮』
 p.69 第2パラグラフから。



 もちろん,「これこそ,私どもがしなくてはならないこと」と繰り返す中で,私が申し上げたいのは,この本を書きつつ,今ここで私がしなくてはならないことをしようとさえしておらない,ということです。なぜならば,教科書だけで,あるいは,今ある教科書を読んだだけで,「これこそ,私どもがしなくてはならないこと」は到底できない相談だからです。だからこそ,これから私が図表にしたいと願うのは,生涯を通して,陽気で楽しいスピリットを生きる唯一の習慣です。陽気で楽しいスピリットを生きる唯一の習慣は,顧みる人はほとんどありませんが,私は常々,毎日礼拝と名付けています。
 私は遊びの場の面から離れる前に,私が申し上げなくてはならないは,勝ち負けのある遊びは,結界がある遊び場があり,仲間が仲良くなる役目があるということです。結界がある遊び場では,結界に置かれた役割を遊ぶ子ども等が,自ら,神託を告げるおもちゃになっているように見えます。
 お互いに相手を陽気で楽しくする遊びは,私どもが見てきたように,それぞれが相手が思うままにできるように,親身でぬくもりのある関わり方の中で,育て合う熱心さと力で導かれています。しかし,それぞれの人が自分で思うままにできることが増えるにつれて,一人びとりが,常々,2人の堺で「お互いのぶつかり合い」が,ある人が別の人と対立させ,ある集団が別の集団と対立させることも,経験します。この分断線が,子どものころから劇化された遊びや決まった遊びになってきますし,勝ち負けのある遊びになり,次第に発展したスポーツになります。この分断線があるここでも,また,実験場としての結界でして,参加者の眼にも見物人の眼にも明らかな 不思議なご計画のある場です。いろんな敵たちが約束によって結びつきます。「約束による結びつき」は,やり取りにもなりますし,ぶつかり合うにもなります。それも,ハッキリと分断された線のあっちとこっちでです。



 いったん分断線ができると,その分断線を乗り越えるのがいかに困難なのかを肌身に実感した2023年でしたね。
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